【賃貸必見】共用廊下側など「外せない格子付き網戸」を水垂れゼロでキレイにする方法

「網戸掃除、面倒くさいですよね。」

特にマンションの共用廊下に面した網戸や、格子が付いていて外せないタイプの網戸は最悪です。

無理に外そうとすれば大変な作業になり、外さずに掃除すれば、下を歩く人に汚水を垂らしてしまう心配があります。

賃貸であればなおさら、周りを汚さずに手軽に終わらせたいですよね。

私はハウスクリーニングのプロとして数多くの現場を見てきましたが、今回は「外せない網戸」を「水垂れゼロ」で一発キレイにする、特別な裏技をご紹介します。

道具はたった2つ、時間もかからず、誰でも驚くほど簡単にピカピカにできます。

もう網戸掃除に悩まない、その秘密を今すぐ解説します!


💡 プロの裏技!水垂れゼロ「外せない網戸」掃除の全手順

 

今回ご紹介する方法は、私が先日、共用廊下側の格子付き網戸(外すのが困難なタイプ)のクリーニングを行った際に、「手早く」「周りを汚さず」に仕上げるために実践したものです。

準備するものは、ご家庭で簡単に用意できるたった2つだけです。

1. 準備する道具:これだけでOK!

 

  • メラミンスポンジ(メガサイズ推奨)

    • 半分にカットしたもの(手のひらに収まるサイズ)

  • 乾いたタオル(マイクロファイバーなど吸水性の高いものがベスト)

🚨 ワンポイントアドバイス なぜメガサイズが良いかというと、スポンジにたっぷり水を含ませることで、汚れを吸着する力汚水を保持する力が強くなるからです。この「水分をたっぷり含ませる」のが水垂れを防ぐ最大のコツになります。

2. 水垂れを完全に防ぐ!失敗しない掃除の手順

 

この手順を踏めば、下のレールや床に汚水が垂れる心配はありません。

ステップ①:スポンジに水をたっぷり含ませ、軽く絞る

 

メラミンスポンジを水道水に浸し、ポタポタと水滴が垂れない程度に軽く絞ります。 完全にカチカチに絞ってしまうと、汚れの吸着力が落ちてしまうので注意が必要です。

ステップ②:網戸の内側から、全面を優しく撫でる

 

網戸を室内側から見て、カットしたスポンジで網の全面を、上から下へ、または左右に均一な力で撫でていきます。

  • 絶対に力を入れすぎないのがポイントです。力を入れすぎると、かえって汚れが網目の中に押し込まれたり、水が漏れ出たりする原因になります。

  • スポンジが汚れを吸着し、表面のホコリや軽度の汚れを絡め取ります。

ステップ③:乾いたタオルで水気をすぐに拭き取る

 

掃除をした面を、すぐに乾いたタオルでポンポンと優しく叩くようにして水分を拭き取ります。

このとき、タオルの吸水力で残った汚水ごと吸い取ってしまうイメージです。

これで作業は完了です。外から見ると、まるで筋も残らずピカピカになっているはずです!

3. なぜこの裏技が「外せない網戸」に最適なのか?

 

この方法が特に格子付き網戸や外せない網戸に効果的なのは、以下の理由からです。

✅ 水垂れゼロを実現する「スポンジの保水力」

 

この方法は、一般的な水拭きやホースで水をかける掃除とは違い、メラミンスポンジの保水力を最大限に活用しています。

網戸から離れる前に、スポンジが汚れを含んだ水を全て吸い取ってくれるため、下に汚水が垂れることがありません。

✅ 軽い汚れに絶大な効果を発揮する「メラミンスポンジ」

 

網戸の汚れの多くは、ホコリや砂、排気ガスなどの軽い付着汚れです。メラミンスポンジは、この程度の汚れであれば洗剤なしでも強力な研磨力で絡め取り、一発でキレイにしてくれます。

🧹 プロの現場からの正直な話 今回の現場の網戸は、前の入居者の方が一年程度の入居だったこともあり、ヤニや油汚れといった頑固な付着汚れがありませんでした。もしタバコのヤニやベタつく油汚れが付いている場合は、この方法の前に「アルカリ性洗剤を薄めた液」を軽く吹き付け、しばらく置いてからこの手順を試すとさらに効果的です。


🙋 読者からの疑問に答えるQ&Aセクション

 

Q1. メラミンスポンジで網戸を傷つけたり、破れたりしませんか?

 

A. 基本的に優しく撫でる程度なら問題ありません。

メラミンスポンジは微細な繊維でできていますが、網戸の素材(多くはポリエステルやポリプロピレン)よりも柔らかいです。力を入れすぎなければ、網を傷つけたり破ったりすることはありません。 大切なのは、汚れを落とすためにゴシゴシと力を込めるのではなく、「スポンジの汚れ吸着力」を信じて優しくなでる、ということです。もし網戸が非常に古く劣化している場合は、目立たない端で試してから行ってください。

Q2. 網戸掃除は内側から行うのがベストですか?

 

A. 今回の方法では、内側から行うことを推奨します。

共用廊下側(外側)の網戸の掃除を内側から行うのは、格子などの障害物がある場合、手が届きやすく作業がしやすいためです。また、内側から水を軽く含んだスポンジで撫で、すぐに内側でタオルで拭き取ることで、外部への水垂れを完全に防ぐことができます。

Q3. ヤニや油汚れがある場合、この方法は使えませんか?

 

A. 軽いホコリ汚れよりは手間がかかりますが、使えます。

ヤニや油汚れは水だけでは落ちません。その場合は、掃除を始める前に以下の手順を試してください。

  1. アルカリ性洗剤(マジックリンなど)を水で薄め、それをタオルに含ませます。

  2. このタオルで網戸の汚れている部分を軽く叩くようにして洗剤を馴染ませます。(液が垂れないように注意)

  3. 5分ほど放置し、汚れが浮いたところで、**本文で紹介した「水を含んだメラミンスポンジ」**で拭き上げてください。

Q4. メラミンスポンジの代わりに、普通のスポンジでも良いですか?

 

A. 網戸掃除の効果はメラミンスポンジが圧倒的に優れています。

普通のスポンジは泡を立てて洗うのが得意ですが、網戸の網目に詰まったホコリを物理的に掻き出し、かつ水分を保持する力はメラミンスポンジに劣ります。今回の裏技の成功の鍵は、「網目を傷つけずに汚れを絡め取る力」と「汚水をスポンジ内に閉じ込める保水力」にあるため、メラミンスポンジの使用を強く推奨します。


⭐️ まとめ:プロの知恵で「面倒」を「簡単」に変えよう

 

「外せないから」「汚れるから」と諦めていた網戸も、今日からあなたにとって簡単にキレイにできる場所へと変わります。

🔑 網戸掃除成功の鍵をもう一度確認

 

成功の鍵 プロからの具体的なヒント
習慣化 完璧を目指さない:年に数回、気づいたときにこの裏技でさっと掃除するだけで、汚れの蓄積を防げます。
道具の選び方 メラミンスポンジ一択:網戸の目に入り込み、洗剤なしでホコリ汚れを強力に絡め取ってくれます。
手順 水垂れを徹底回避:水をたっぷり含ませ、すぐに乾いたタオルで拭き上げる。これが共用部を汚さないための鉄則です。

🏠 この裏技の応用:ついでにできる簡単掃除

 

この「水垂れゼロ掃除術」は、外せない網戸以外にも応用が利きます。

  • 窓のサッシ(レール)掃除:水をたっぷり含ませたメラミンスポンジでレールの汚れを吸着し、すぐにタオルで拭き取れば、掃除機で吸いきれなかった細かい泥汚れも簡単に除去できます。

  • 浴室の壁や鏡の軽い水垢:洗剤を使うほどではないが気になる水垢も、スポンジで優しく撫でれば、水滴が垂れる心配なく部分掃除ができます。

ぜひこの裏技を試して、スッキリとした窓辺を手に入れてください。そして、その成果をSNSやご友人にシェアしていただけたら嬉しいです!

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