英語で褒めたつもりが失礼になる表現
「ほめ言葉」が逆効果になる7つの落とし穴
「英語で褒めるのって、意外と難しい」
そう感じたことはありませんか?
文法的には正しい。
単語の意味も合っている。
それなのに、相手の反応が微妙になる──。
それは、英語の褒め言葉には“地雷”があるからです。
日本語感覚のまま使うと、
「上から目線」「評価が低い」「距離を感じる」
と受け取られてしまう表現が、実は少なくありません。
結論|英語の褒め言葉で一番失礼なのは「中身がないこと」
英語圏では、褒め言葉=評価です。
- 何が良いのか
- なぜそう思ったのか
これが伝わらないと、
「とりあえず言っただけ」
「本気じゃない」
と受け取られやすいのです。
① That’s nice.(一番ありがちな失礼)
A: I worked on this project for months.
B: That’s nice.
文法的には問題なし。
でも感情がほぼゼロです。
相手の心の中:
「え、それだけ?」
👉 努力・成果・感情に対して nice は弱すぎる

② You’re smart.(評価が雑すぎる)
一見ポジティブですが、
実はかなり子ども扱いに聞こえることがあります。
- 子ども → OK
- 同僚・専門家 → ✖
代わりに:
- You’re very knowledgeable.
- You handled that really well.
👉 知性は具体性で褒める
③ You did better than I expected.(地雷)
本人は褒めたつもりでも、
相手にはこう聞こえます。
「正直、期待してなかった」
英語ではこれは失言レベル。
代わりに:
- You exceeded expectations.
- I was impressed by your work.
④ Not bad.(評価が低い)
日本語の「悪くない」は便利ですが、
英語の Not bad は 上から目線 になりがち。
- Not bad. → 合格点
- Good / Great → ポジティブ評価
👉 褒めるなら否定形を使わない
⑤ You’re so polite.(文化的にズレる)
英語圏では polite は
「礼儀正しい」というより
距離がある/形式的 な印象になることも。
特に親しい関係では注意。
代わりに:
- You’re very kind.
- You’re considerate.
⑥ You look young for your age.(年齢ネタは危険)
日本語では褒め言葉でも、
英語では 年齢への言及自体がNG なことが多い。
特に職場では避けるのが無難。
代わりに:
- You look great.
- You have great energy.
⑦ You speak English well.(無意識の上から目線)
非ネイティブに対して使うと、
「母語じゃないのに、まあまあだね」
という含みが出ることがあります。
代わりに:
- Your English is very clear.
- I like how you explain things.
👉 能力ではなく成果を褒める
英語で「失礼にならない褒め方」の鉄則3つ
① 具体的に言う
× Nice presentation.
○ Your presentation was clear and persuasive.
② 比較しない
× Better than expected.
○ Truly impressive.
③ 評価+理由をセットに
○ I was impressed by how calmly you handled that situation.
まとめ|英語の褒め言葉は「評価文」
英語で褒めるとは、
- 感情を示すこと
- 価値を認めること
- 相手を一段上に置くこと
です。
「とりあえず肯定」は通じません。
言い換えれば、
一言丁寧に選ぶだけで、信頼は一気に上がる。
🔗 関連記事
- nice が便利すぎて危険な理由 英語で「感じがいい」が“何も伝えていない”と言われるワケ
- great / wonderful / fantastic の違いとは?英語の「いいね!」を感情の温度で完全整理
- impressive の意味を「印象的な」と訳すのはもうやめよう 本当は「圧倒される」を表す英語だった
- amazing / impressive / incredible の違いとは? 英語の「すごい」を感情マップで一気に整理する
スポンサーリンク


コメント