日本人が英語で無意識に失礼になる一言
悪気ゼロなのに距離を置かれてしまう理由
「ちゃんと丁寧に話したつもりなのに、なぜか相手の反応がよそよそしい」
英語で会話をしていて、
こんな経験はありませんか?
文法は合っている。
失礼な単語も使っていない。
それでも、会話がどこか噛み合わない──。
それは、**日本語では無難でも、英語では“失礼に聞こえる一言”**を
無意識に使ってしまっている可能性があります。
結論|英語では「正しさ」より「距離感」が問われる
日本語は、
・曖昧
・控えめ
・察する文化
英語は、
・評価を言葉にする
・距離感を明確にする
・前提を共有しない
この違いが、
悪気のない失礼 を生みます。
① That’s interesting.(話を切る合図)
日本人にとっては便利な相槌。
That’s interesting.
でも英語では、こう聞こえることがあります。
「それ以上コメントするほどではない」
「深くは興味がない」
特に話題の終わりに言うと、
会話終了サインになりがち。
代替表現
- That’s interesting. How did that happen?
- That’s interesting. I hadn’t thought of that.
👉 一言足すだけで印象が激変
② Maybe.(責任回避に聞こえる)
日本語の「たぶん」「検討します」は柔らかい表現。
でも Maybe は、
「やる気がない」
「決める気がない」
と受け取られやすい。
代替表現
- I’ll need some time to think about it.
- I’m not sure yet, but I’ll get back to you.
👉 理由を添えるのが英語の礼儀
③ I think so.(自信がない人に聞こえる)
日本人は謙遜でよく使いますが、
英語では 責任を取りたくない表現 に見えることがあります。
NG例
Is this correct?
I think so.
改善例
- Yes, it is.
- Based on the data, yes.
👉 英語では「根拠つき断定」が信頼
④ You might be right.(議論を終わらせる言葉)
日本語だと
「あなたの言うことも一理ある」
という柔らかい表現。
英語では、
「もうこれ以上話す気はない」
という会話遮断のニュアンスになることがあります。
代替表現
- I see your point.
- That’s one way to look at it.
⑤ I’m sorry, but…(謝罪が重すぎる)
日本語の「すみませんが…」感覚で使うと、
英語では 必要以上に非を認めた ように聞こえます。
代替表現
- I understand, but…
- I see what you mean, however…
👉 謝罪は本当に悪いときだけ
⑥ Please understand.(上から目線)
日本語の「ご理解ください」は定型ですが、
英語では 命令的・一方的 に響きます。
代替表現
- I appreciate your understanding.
- Thank you for your patience.
⑦ Not bad.(評価が低すぎる)
日本語の「悪くないよ」は褒め言葉。
英語の Not bad は、
「まあ合格点」
という上から評価になりがち。
代替表現
- Good job.
- Well done.

共通点|失礼に聞こえる理由はひとつ
ここまでの表現に共通しているのは、
👉 感情・意図・評価が曖昧なまま
👉 相手に解釈を丸投げしている
という点です。
英語では、
「言わなくても察してくれる」は成立しません。
英語で失礼にならないための3つの習慣
① 一言足す
相槌+質問
評価+理由
② 否定形を避ける
Not bad → Good
I think so → Yes, because…
③ 曖昧さを説明に変える
Maybe → 状況説明
Sorry → 理解表明
まとめ|英語は「意図を言葉にする文化」
日本人が英語で失礼に聞こえるとき、
そこに悪意はほぼありません。
原因はただ一つ。
「丁寧=曖昧」という日本語感覚を、そのまま英語に持ち込んでいること。
意図を一言補うだけで、
英語は一気に「誠実」に聞こえるようになります。
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