はじめに
こんにちは。
Excelはパソコンで使うもので、iPadとかスマホでは使いにくいとよく言われます。
確かにスマホでは使いにくいです。
でもiPadではそんなことなく、使いこなせばパソコンのExcelは必要ないかも
今回は実体験からそんなお話しをしたいと思います。
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もうiPadのExcelで十分だと感じた2つの理由
言うまでもなく、iPadのExcelは有料のPC版よりは劣ります。
でもiPadのExcelも実用的だと個人的に感じた理由は下記の2つです。
- iPad版 Excelで使える基本的編集機能で十分足りる
- 編集したファイルを相手に返信しても問題なし
もしExcelが無料のiPad版で充分なら、Microsoftを契約する費用がういちゃいます。
もちろん会社やビジネスで使うのであれば、PCのExcelが必要でしょう。
あくまで、個人使用が前提のお話しになります。
わたしは、もう5年くらいPCのExcelは使ったことないです。
ではiPadのExcelに関して、上記二つをもう少し補足させてください。
iPad版で使える基本的編集機能で十分足りる
下の写真は今使用しているファイルです。
フォントや文字の大きさ
今はMSPゴシック体で入力しています。
相手から送られてきた文書なのでこだわらなければ変える必要はありません。
文字の大きさも11ですが特に変えていません。
必要であれば6,8,9,10,11,12,14と変えることができます。
この点で問題ないですね。
行の高さや列の幅の変更は一瞬でできる
上の図では5番目の行を表示していて、5の数字の二重線を指で上下すると高さを変えることができます。
複数の行を変更したければ、変更したい行を指定して一番下の二重線を指で動かすと指定した行が均等の高さで変更でき、列幅も同様です。
ただし相手から送ってきたファイルに、自分の数字を入力して返信する場合はフォントや大きさ、行、列などは変えない方がいいですね。
互換性は特に問題なさそうです。
数字入力の時にtabキーが使える
数字を入力する時にほしい機能はtabキーで、これを使えばパソコンのように連続して次々数字を入力できるので快適です。
上の画面は数字の入力の画面で、キーボードの上に小文字でabcという表示がありますが、それをタップすると文字入力できます。
iPadの場合は数字入力と文字入力は別のキーボードに切り替える仕様になっていますが、すぐに切り替わるので別に面倒ではありません。
戻る、進むの機能もあり
間違えて入力したり、誤動作したりした時には、「戻る」の操作は必要です。
tabキーの上のところに「戻る」と「進む」を示す矢印がありますが、これを使えば間違えても問題ありません。
太字、斜体、下線もできる
キーボードの文字入力と数字入力の切り替え(Abc 123)の下部に、B I Uのマークがあるので、
太字や斜体、下線を付したい時にここをタップすれば変更できます。
よく使う初歩的な関数を挿入できる
下の写真は右上のf(x)の関数の箇所をタップした場面です。
使用できる関数名がポップアップされました。
個人的には今まで基本的に使用したことがあるのはsum関数だけです。
上の図では一応Σのキーを赤丸しました。
このキーでも合計を表示されます。
罫線と文字の配置
罫線に関しては以下のようにセルごとに調整できます。
セルの文字の配置の調整はこんな感じです。
基本的な調整は十分できました。
プルダウン、入力規則の設定はできない
プルダウン、入力規則の機能はないですね。
よくを言うならほしい機能です。
まあ、もしどうしても必要なら、パソコンで有料のMicrosoft Officeを契約するのが無難でしょう。
言い換えると、ファイルの作成やある程度の関数が必要な人はタブレットのExcelでは支障が出ることになります。
編集したファイルを相手に返信しても問題なし
基本的な編集ができても相手に返信した時、互換性に支障が出れば意味がありません。
この点は問題ありませんでした。
返信する方法はシンプル
下の写真は右上の三つの小さな丸をタップした画面です。
いくつかの機能がポップアップされていますが、「コピーを送信」をタップすると下のような画面になります。
Outlookのメール(ダウンロードが必要)か、自分が使用している他のメールアプリにつないでくれますので、いずれかを選択すると選んだアプリで返信できます。
用途に合わせてアプリを使い分けた方が使いやすい
わたしはメールアプリは用途に合わせて、複数のメールアプリを使い分けています。
デフォルトのメールアプリ、Gmailアプリ、Outlookメールの3つです。
Excelを添付する場合、Outlookメールアプリが使用しやすいと思いますが、どのメールアプリも完全無欠ではないので、それらのデメリットをカバーするため複数のアプリが必要ですね。
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終わりに
以上、もう一度言いますが、Excelの個人用途に関しては以下の理由でiPadで十分だと思いました。
・iPad Excelの編集機能で十分事足りる
・編集したファイルを相手に返信しても互換性問題なし
繰り返しますが、ビジネス、会社用途にはiPad Excelでは不十分でしょう。
私見ですが、できれば、Excel、Wordを使用するのに費用をかけたくない、という方にこの記事の内容が参考になれば幸いです。
では。
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