天草市轟の滝での水遊びで感染症の訴え こんなことが起こるとは!

2024年8月中旬、熊本県天草市轟の滝で水遊びをしていた高校生くらいの複数の子どもが寄生虫による感染症にかかっているとか…

筆者自身は大阪府に住んでいるのですが、親戚は天草市に住んでいます。

どういうことか気になったので、親戚に様子を聞いてみました。

 

ところが、LINEの返事からすると、結構人ごとのような印象でした。

「知りたかったらYouTube見て」と。

同じ市内なのに。

それに、大阪府程人口は多くありません。

あらためて調べてみると、親戚は天草市倉岳に住んでいるのですが、轟の滝の位置は結構離れています。

大阪府で言えば、堺市に住んでいるとすると、高槻市で起きた出来事、そんな感覚なのでしょうね。

 

ということで、新聞記事とYouTubeで調べてみました。

他人事ながら教訓も得られたので記事にしたいと思います。

YouTubeで轟の滝周辺を見ていると、倉岳と似ているので風情を感じさせられました。

 

まず、どういうことが起きたのか…

熊本県下津深江川にある轟の滝で、8月13日に水遊びをしていた高校生7人が数日後に下痢や嘔吐の症状を訴えた、医療機関の受診者が8月23日までに109人になったとか。

どのような場所での水遊び?

YouTubeで見れば一発でわかりますが、

言語化すると

吊り橋の真下で、高さが5メートルほどの滝が轟音と共に飛沫をあげている…

高さ3メートルくらいの大きな岩からドボンと飛び込める、そんな場所ですね。

 

では、病名は?

結論から言えば、解析中です。

新たに分かり次第お伝えしますが、可能性が高いのは「レプトスピラ症」。

聞き慣れない名称ですね。

国立感染症研究所によると九州を中心に西日本に多く、菌を持っているネズミなどの野生動物の尿などで汚染された川で泳いだり、水を飲んでしまったりすると感染する危険があるとのこと。

怪我した部位から体内に…

主な症状は、5〜14日間の潜伏期間を経て、発熱や悪寒、頭痛などが生じます。

なので、轟の滝の症状と一致しないため、レストスピラ症とは考えにくいわけです。

 

では何なのか?

寄生虫による「ジアルジア症」、細菌の「エルシニア感染症」の可能性があります。

まだ不明ですが。

 

水遊びする時の注意点は?

ヒエラルキーコントロールの原則から言えば、水遊びをしないことが一番の対策ですが、そう言っては元も子もないないので、

  • 川の水は飲まない
  • 傷口があるなら川に入らない
  • できるだけ肌の露出や素足は避けるなど怪我しない

などが挙げられるでしょう。

 

大人だったら川遊びするとしても理性で上記のことは気をつけることができますが、子どもだったら無邪気なので難しいだろうなあ〜

子どもがスマホでゲームして遊ぶより、川で水遊びする方がよっぽど健全なので、こんなことが起こるとはちょっと残念です。

人は自然と触れ合ってこそ、心身共に健やかに成長できるので。

 

どちらかと言えば、私も海や山などの自然の中で育ったというより、都市部のコンクリートの中で50年以上生きていたので、今は田舎などの自然に憧れがあります。

田舎はいいとは言っても、近年の異常気象などで、お米品薄の問題など以前には考えられなかったことが、普通に起きているのも現実です。

そうであっても、都市部の空気と自然の中の空気は全然違います。たまに大阪から天草市に帰省すると痛切に感じる点ですね。

父や母は80才を超えましたが、子どもの頃は山にカブトムシを取りに行ったり、プールがなかったので、川で泳ぐのは普通のことだったそう。

今の時代、そういったこともどんどん規制がかかるので、自然と触れ合って生きていくのはますます難しくなりますね。

長くなりましたが、一番言いたかったのは、この先どうなっていくのだろうと考えさせられたニュースだった、ってことです。

 

この出来事が熊本県天草市でなければ、私も全然気に留めなかったかもしれません。

やっぱり、親族が在住の地には愛着があります。

それで、教訓っていうか、しみじみと自然と触れ合う機会を意識的に見出すことがこれから大切なんだなあ、と感じました。

この記事をご覧になられた方は、天草市の方、もしくはご親族が天草市の方でしょうか?

都市部からこう言うのはなんですが、引き続き自然を大切にしていただければ嬉しく思います。

そして、応援しています。

ではこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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