洗面台の汚れは、まずアルカリ洗剤、酸性洗剤、最後に漂白剤がベスト ハウスクリーニング作業効率

ハウスクリーニング作業で、洗面台の流しの部分が濡れている時には綺麗に見えても完全に乾いた時には汚れが結構残っていることがあります。

こうなると二度手間ですよね。

仕上げの確認の時にまた濡らさなければならないのが結構面倒。

今回は、それを防ぐためにどのように作業すれば、乾燥後にもばっちり綺麗という状態になっているか色々試して一番いいと思った手順を書いてみたいと思います。

以前にも、洗面台の洗いかについて書きましたが、今回はそれに追記するような感じの記事です。

洗面台はアルカリ洗剤+別途ホースで一気に流せ(ハウスクリーニング効率アップ)

まあ、ハウスクリーニングも奥が深くて、ちょっとした発見により今までの苦労が嘘みたい!ということもよくありますね。

ハウスクリーニングを辞めたい!30年続いた自分が継続の秘訣をお伝えします

 

さて、本題に入りますが、このようなタイプの洗面台です。

正面に鏡がついているので、水を流すたびに濡れたり汚れがついたりで結構面倒を感じます。なので、清掃終了後は出来るだけ洗面から水を流したくない… バケツに水を汲んで雑巾等をすすぐのがおすすめです。

まず、鏡の部分。

ここの汚れは、前の入居者の歯磨き粉やハンドソープ等の汚れと内装の汚れがほとんどです。マジックリン等の油用洗剤をスプレーで噴霧して濡れた大きめのメラミンスポンジで回転させるように擦ってから、ホースの水で流せば汚れは全部除去できます。

あとは仕上げ拭きの時に手入れできるので、今はそれくらいにしておきましょう。

 

続いて、シャワー等の器具の部分も全てアルカリ洗剤を噴霧して、メラミンスポンジで擦ります。この時に色々な大きさのメラミンスポンジがあると便利です。大きいのは一度に大きな面積を擦るのに適していますが、曲面になったところで擦れていない部分が出てくるデメリットがあるので、その場合は、小さめのメラミンの方が満遍なく力が入りやすいということに気がつきました。

それらでとにかく擦って水を流すわけですが、アルカリ洗剤で内装のノリ跡、石鹸カスなどの汚れは全部取れるでしょう。

ところが、水垢等がカリカリと黒く、黄色く、目に見えないように白くこびりついているものが落ちていません。それを落とすためにはどうしても酸性洗剤が必要です。

さて、酸性洗剤を全面につけて先程と同じようにメラミンスポンジで擦るわけですが、赤い矢印で示した立ち面のような部分、ここは見えない水垢がしぶといです。メラミンスポンジが軽くサラッとした感触になるまでこすりましょう。

続いて緑の矢印で示した鏡の下の隅。カビが含まれた固く黒い汚れが付着していますが、スクレーパーか、100均の栗ピーラーで軽く擦るとここの汚れは問題なくとれます。

パン袋の留め具で固い水垢カルキ汚れが傷をつけずに取れるか?結論取れます

パン袋の水色の留め具、バッグクロージャーではちょっと力不足かな…

 

そして、次にホースの周りにカチカチになった水垢。青い矢印で示した部分に絶対に付着している汚れですが、ここも酸性洗剤で汚れを柔らかくしてスクレーパーで軽く削るのが最善だと思います。

さらに、シャワーの裏の水が出るところ。黄色い矢印で示した部分ですが、ここも酸性洗剤ですね。噴霧してブラシと栗ピーラーでツンツンと軽くつついていくと汚れが取れていきます。

そんな感じかな。そうやって、表面についた、糊、水垢、ソープ等の汚れが全部除去できたなあと思ったら一気に水で流す。

そうすると、流しの素材が写真のようにキラッと見えてきます。全面。

こうなると乾燥後もキラッと光っていることでしょう。

その後、洗面の配管部分にカビキラー等の漂白剤を排水口に溢れるくらい噴霧して放置すると乾燥した時に中も真っ白になっています。ついでにオーバーフロー口にもカビキラーを忘れずに。最後の確認の時に念のため一回すすぎが必要ですね。

それで、乾燥させるとピカピカになっています。落ちる汚れは全部落ちているはずなので。

もし汚れが残っているなら、乾拭きタオルで力を入れて拭きあげれば取れると思います。あらゆる洗剤に反応しているため柔らかくなっているからです。

 

この方法だと、汚れの状態に関わりなく一定の時間で作業を終えることができるのではないでしょうか。よかったらお試しを。

今回は以上です。

 

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました