【公式で覚える】「雨が強くなってきた」は英語で?風の表現や予定変更のスマートな伝え方

「単語や文法は知っているのに、いざとなると言葉が出てこない…」

そんな悩みを持つ方は多いですよね。

私も15年ほど英語の出版物を読んできましたが、いざ実戦となると「雨が強くなってきた」すらパッと出てきませんでした。

英会話上達のコツは、発音を過度に気にせず、まずは基本の「公式」を覚え、それを応用していくことです。

今回は、天気の変化と、それに伴う「予定変更」のスマートな言い回しをご紹介します。

1. 基本の公式:天気の変化を伝える

まずは「だんだん〜なってきた」という変化の公式です。

雨が強くなってきた

  • The rain is getting heavier.(雨が激しくなってきた)

  • The rain is coming down harder and harder.(雨がどんどん強く降ってきた)

最初は小降りだった、と付け加えたい時は: The rain was just a drizzle at first, but now it is starting to really pour. (最初は霧雨(小降り)だったけど、今は本当に土砂降りになってきた。)

風が強くなってきた

雨の公式の単語を入れ替えるだけでOKです。

  • The wind is getting stronger.

  • The wind is blowing harder and harder.

逆に、おさまってきた時は?

  • The rain is letting up.(雨が小降りになってきた/弱まってきた)

  • The wind is dying down.(風が落ち着いてきた)

2. 実践会話:雨による予定変更(ビジネスや知人へ)

覚えたフレーズを実際の会話でどう使うか、シミュレーションしてみましょう。 「今日取りに行く予定だったけど、雨だから明日にする」というシーンです。

自分:I was planning to pick up my stuff today, but it’s starting to rain hard, so I’ll pass for today. I’ll come tomorrow instead. (今日、物を取りに行く予定だったのですが、雨が強くなってきたので、今日はやめておきます。代わりに明日にします。)

相手:No problem. You can come anytime. (いいですよ。いつでもいらしてください。)

自分:What time would be good for you? (何時ごろがいいですか?)

相手:Around 2 p.m. would be great. (午後2時ごろだと助かります。)

自分:Okay, I’ll be there. See you then! (わかりました。ではその時間に。また!)

3. 身近な応用例:出かける直前の「どうする?」

家族や友人と「今すぐ行くか、少し待つか」を相談する際にも、同じ公式が使えます。

A: Look! The wind is blowing harder and harder. (見て!風がどんどん強くなってきたよ。)

B: You’re right. Maybe we should wait until it dies down. (本当だね。おさまるまで待ったほうがいいかも。)

A: Good idea. Let’s have some coffee and wait for a while. (名案だね。コーヒーでも飲んで、少しの間待とうか。)

B: Oh, wait! It’s letting up already. Let’s go now! (あ、待って!もう弱まってきたよ。今のうちに行こう!)

4. 日本人が陥りがちな「おしい!」間違い

出版物での学習と実戦の大きな違いを整理しておきましょう。

「諦める」に Give up は重すぎる?

予定を変更する際、日本語の「諦める」を直訳して I give up と言うと、何か大きな目標を断念したような重い響きになります。

日常の「今日はやめとくわ」という場面では、I’ll pass. が非常にスマートで自然です。

「行く」なのに Go ではなく Come?

「明日行きます」と言うとき、ついつい I will go と言いたくなりますが、相手がいる場所へ向かうときは I will come や I’ll be there を使います。

英語の come は「相手のいる方向に近づく」というニュアンスだからです。

「スイーツ」は通じる?

I bought some sweets. で十分通じます!

お土産を渡す際は、Please enjoy them.(よかったら召し上がってください)という一言を添えると、丁寧なコミュニケーションになります。

まとめ:公式を使い回そう

英会話は、一つの公式を覚えたら、それを色々な場面に当てはめるのが最短ルートです。

まずは「It’s letting up a bit…(少し小降りになってきたな)」なんて独り言を英語で呟くことから始めてみませんか?

 

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