英会話を学びたいけれど、教科書の例文が日常で役に立つ気がしない。
そんな悩みはありませんか?
実は、英会話上達の最短ルートは、今日自分が日本語で送ったLINEを英語に変えていくことにあります。
本記事では、AI(Gemini)を活用して日常会話を瞬時に英訳し、さらにiPhoneやiPadの標準機能を使って、自分専用のリスニング教材を0円で作る方法を解説します。
わざわざコピペする手間すら省ける、最も効率的な独学術をご紹介します。
1. なぜLINEの英語化が上達の近道なのか?
英会話の練習で一番大切なのは、自分に関係のある言葉を使うことです。
・自分事のフレーズだから忘れない 使う予定のない例文より、今日送る「お疲れ様です」の方が圧倒的に記憶に定着します。
・アウトプットとインプットが同時にできる 英訳という出力と、音声を聞くという入力をその場で完結させることができます。
2. 【実例1】仕事でのちょっとしたトラブル対応
まずは、私が実際に経験したやり取りを英語にしてみましょう。
「お疲れ様です。小西です。大変申し訳ございません。紙袋をお渡しするのを忘れていました。取りに来てもらうのは申し訳ないので、ポストにお届けさせてもらおうと思うのですが、ご住所教えてもらって良いでしょうか」
Geminiなら、相手との関係性に合わせた最適な表現を提案してくれます。
・ビジネス向けのフォーマルな表現
Good afternoon. This is Konishi. I am so sorry. I completely forgot to give you the paper bag. I feel bad asking you to come pick it up, so I was thinking of dropping it off in your mailbox. Could you please provide me with your address?
3. 【実例2】友人とのランチの約束(応用編)
次に、誰にでもよくある「友人との待ち合わせ」のシーンでの応用例を見てみましょう。
「ごめん!ちょっと電車が遅れてて、10分くらい到着が遅れそう。先に店に入ってていいよ。何食べたいか決めておいて!」
このような、教科書には載っていないけれど日常で多用するフレーズこそ、英語化のチャンスです。
・友人向けのカジュアルな表現
Sorry! My train is running a little late, so I’ll be about 10 minutes late. Go ahead and get a table. You can decide what you want to eat first!
・さらに短いSNS風の表現
Sorry, running 10 mins late! Train delay. Go inside first and feel free to order!
4. コピペ不要!スマホの読み上げ機能でリスニング
以前は英訳した文をGoogle翻訳に貼り付けて音声を聞いていましたが、実はもっと簡単な方法があります。
iPhoneやiPadのアクセシビリティ機能を使う方法です。
設定方法:
-
設定アプリを開く
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アクセシビリティを選択
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読み上げコンテンツを選択
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選択項目の読み上げをオンにする
設定が完了したら、Geminiが回答した英文を長押しして、メニューから「読み上げ」をタップするだけです。
これだけで、ネイティブに近い音声がその場で流れます。
5. そのまま使えるGeminiへの依頼プロンプト
読者の皆さんが今すぐ実践できるように、コピーして使える指示文(プロンプト)を用意しました。
コピー用プロンプト: 以下の日本語を英語に直してください。iPhoneの読み上げ機能で練習したいので、解説は短めにして、英文をメインに丁寧・カジュアルの2パターンを箇条書きで出力してください。 【日本語】 (ここに送りたい文章を入力)
まとめ:今日からあなたのスマホが専属コーチに変わる
英会話の上達に、高価な教材は必ずしも必要ありません。
Geminiで今伝えたい言葉を英訳し、スマホの機能で生きた音を聴く。
このサイクルを繰り返すだけで、あなたのLINE履歴は世界に一つだけの英会話テキストへと進化します。
半年前にこの方法に気づいたとき、一番感じたのは「自分で作った英文は、驚くほど記憶に残る」ということでした。
完璧な英語を目指す必要はありません。まずは今日、誰かに送る一言をGeminiに相談することから始めてみませんか?
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