「今日から留守にする」意外!ネイティブはstartingを使うのか

 「東野様は本日から自宅にいません。なので、領収証は返却お願いします。」
そして、英語に興味があるので、こういう文をひたすら英語に直す練習をしています。
自分だったら、こう英訳するかな…
「Mr. Higashio is not at home from today. So, please return a receipt.」
翻訳アプリにかけてみたら、これでも通じるようです。よかった〜
しかしながら、AIに相談すると、ちょっと異なる例文を幾つか出してきました。
なのでそこから学ぶことにします。

今日から留守にする 幾つかの英訳例

まず一つ目。

ダイレクトに訳した文ですね。

Mr. Higashino is not at home starting today. Therefore, please return the receipt.

ここで気になったのが、from ではなくstarting という表現。

なので、「is とstarting の間に留守を意味するフレーズを入れるのですね」とAIに聞き返しました。するとこのような回答。

「はい、その通りです。「is not at home starting today」という表現は、「starting today」という期間を示すフレーズと「is not at home」という不在を示すフレーズを組み合わせています。この文の構造は、英語ではごく自然で一般的な表現方法です。特に「留守」という日本語の概念を直接的に表現するために、「is not at home」というフレーズが使われます。ご質問のように、「不在を示すフレーズ(is not at home)」と「期間を示すフレーズ(starting today)」が一緒に使われることで、「今日から留守である」という意味を明確に伝えることができます。」

不在を表わすフレーズと組み合わせを表すフレーズを組み合わせるってちょっと意味が分かりにくい…なのでもう一度聞いてみます。

「こういう組み合わせの例は他にありますか?」と。

すると、結構詳しい説明が…

↓ここからです。

はい、もちろんです!「is not [場所] starting [期間]」の組み合わせで、不在や利用不可の状態を表す例文をいくつかご紹介します。

このパターンは、誰かがどこかにいない、または何かが利用できなくなることを伝える際によく使われます。

  1. 人物の不在:
    • “Ms. Tanaka is not in the office starting tomorrow. She’ll be working remotely for a week.”
      • (田中さんは**明日からオフィスにはいません。**1週間リモートで勤務します。)
    • “The doctor will not be in the clinic starting Monday. Please call to reschedule your appointment.”
      • (医師は**月曜日から診療所にはおりません。**予約の変更のためにお電話ください。)
    • “My brother isn’t home for the next few days, so I’m looking after his dog.”
      • (兄はここ数日家にはいません。なので私が犬の世話をしています。)
    • “The manager is not available for meetings this week, starting today.
      • (マネージャーは本日から今週いっぱい会議に出られません。
  2. 物の利用不可、閉鎖など:
    • “The swimming pool is not open to the public starting next month due to renovations.”
      • (スイミングプールは改修のため、来月から一般公開されません。
    • “This parking lot won’t be accessible starting this evening for a special event.”
      • (この駐車場は特別なイベントのため、今晩から利用できなくなります。
    • “The old bridge is not safe for use starting tomorrow. Please use the detour.”
      • (古い橋は**明日から通行できません。**迂回路をご利用ください。)

このように、「is not [場所]」で不在や状態を示し、その後に「starting [期間]」でその状態がいつから始まるのかを明確にすることができます。

ということなので、総じて、starting〜 は〜からと覚えるようにします。これで解決。

 

今度はもうちょっとフォーマルな例文。

Mr. Higashino will not be at his residence from today. Could you please return the receipt?

residence ですか。一般的にはhomeだと思いますが、あちらでは大きな邸宅が多いのでしょう。

 

もう一つの例文は、awayを使って不在を表すのもありですね。

Mr. Higashino is away from home starting today, so please return the receipt.

 

個人的にはこれが一番覚えやすいです。

Mr. Higashino is not home as of today. Please return the receipt.

 

今日からをas ofと表現していますね。これもさらにAIに聞いてみました。

  1. as of [日付/時間]: 「〜付けで」「〜現在で」といった意味で、ある時点から何かを有効にする、あるいは状況が変わることを示します。公式な文書やアナウンスでよく使われます。
    • Mr. Higashino isn’t home as of today. (東野様は本日付けでご自宅にはおりません。)
    • The new policy takes effect as of July 1st. (新しい方針は7月1日付けで施行されます。)
  2. from [日付/時間] (onward/on): 「〜から(ずっと)」という意味で、ある時点から継続する状況を示します。「onward」や「on」を付けると、その後の継続がより強調されます。
    • Mr. Higashino isn’t home from today on. (東野様は今日からずっとご自宅にはおりません。)
    • The store will be closed from next Monday onward. (その店は来週の月曜日からずっと閉まります。)
  3. effective [日付/時間]: 特に規則、方針、または変更が「いつから有効になるか」を示す際に使われます。公式な文脈でよく用いられます。
    • Mr. Higashino will be away effective today. (東野様は本日より不在となります。)
    • The new pricing is effective immediately. (新しい価格は直ちに適用されます。)
  4. beginning [日付/時間]: 「〜から始まる」という直訳の通り、ある出来事や状態がその時点から開始することを示します。「starting」と非常に似ています。
    • Mr. Higashino won’t be at home beginning today. (東野様は本日からご自宅にはおりません。)
    • Classes resume beginning September 1st. (授業は9月1日から再開されます。)

これらの表現は、「いつからその状態になるのか」という始まりの時点を明確にするために使われます。文脈やニュアンスによって使い分けられますが、日常会話では「starting」が非常に一般的で使いやすいでしょう。

そうなんだ。期間の〜からはfromよりstartingなんですね。

 

 

ここで、それぞれの日本語単語の英訳例を説明してもらいました。

  • 東野様 (Higashino-sama): Mr. Higashino (or Ms./Mx. Higashino, depending on the person’s gender, but “Mr.” is a safe default unless you know otherwise). “Sama” is a highly respectful honorific.
  • 本日から (honjitsu kara): From today / Starting today / As of today
  • 自宅にいません (jitaku ni imasen): Is not at home / Is not at his/her residence / Is away from home
  • なので (nanode): Therefore / So / Thus
  • 領収証 (ryōshūshō): Receipt
  • 返却お願いします (henkyaku onegai shimasu): Please return / We kindly request you return (more formal)

終わりに

今日から何かが始まる、来週から何から始まると言う場合には、fromでもいいのですが、starting today とか、starting next week などと表現するとネイティブらしくなるのですね。
なるほど、また一つボキャブラリーが増えました。

ちなみにAIで出した英訳を音声で聞きたい時にはGoogle翻訳アプリにコピペすると簡単です。

チャットをGeminiで英訳させたものを音声で聞きたい→これで一発

今回は以上です。

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