こんにちは! 英語の勉強、順調ですか?
今回は、日本語では似ているのに、英語ではニュアンスが全然違う2つの表現について解説します。
この違いをマスターすれば、あなたの英語はさらに自然に、そして正確になりますよ。
と、このように書いてますが、相手からきたLINEコメントを日本語に直してみた気づきをブログ記事に投稿しています。
ちなみに前回はこんなことを書きました。
「〜するたびに」は英語で? “every time” の使い方
では、今日の本題。
「だんだん全容がわかってきた」
この表現は、「徐々に理解が深まっている」という、進行中の状態を表します。
パズルのピースが少しずつ埋まっていくようなイメージを思い浮かべるといいかも。
英語では、”I’m starting to get the full picture.” と言うのが一般的。
全容ってpicture と言い換えれるんですね… 興味深いです。
ポイントはstarting to(~し始めている)という言葉を使えば楽勝。まだ完了していないことを示します。
例文を挙げると、
“After talking to a few people, I’m starting to get the full picture of what happened.”
(何人かの人に話を聞いて、何が起こったのかだんだん全容がわかってきた。)
“The case was confusing at first, but with new evidence, the truth is gradually becoming clear.”
(その事件は最初は混乱したが、新しい証拠が出てきて、真実が徐々に明らかになってきた。)
さて、「ようやくわかってきた」については…
「全容がようやくわかった」
一方、こちらは「ついに完全に理解した」という、完了した状態で考えます。
長い間の混乱や探求が終わり、全てのピースがカチッとはまった感覚。
英語では、”I finally get the whole picture.” と表現します。
ポイントはfinally(ついに、ようやく)という言葉を使えば、苦労の末にたどり着いたというニュアンスを強調できます。
例文を挙げると、
“After he explained everything, I finally got the whole picture.”
(彼が全て説明してくれて、ようやく全容がわかった。)
“Now that I’ve read all the documents, the whole story has finally become clear to me.”
(全ての書類を読んだので、物語の全容がようやくはっきりとわかった。)
つまり、start to〜 とfinally と覚えれば簡単に使い分けられます。
まとめ
「わかってきた」「ようやく分かった」の2つの表現は、時間の流れと完了・未完了のニュアンスで使い分けられます。
シンプルに言い換えると、進行中か完了か
I’m starting to get the full picture. (だんだんわかってきた)→ 進行中
I finally get the whole picture. (ようやくわかった)→ 完了
なんか頭の体操みたい…
でも、これに慣れると英語の感覚を早くマスターできること間違いなし!
「英語は好き、だけど脳が疲れる…」疲労と上手に付き合うヒント
そして、この違いを意識するだけで、あなたの英語はぐっと伝わりやすくなります。ぜひ今日から使ってみてくださいね!
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