「頭の中に英語のフレーズがないと、何も話せない…」
そう感じた経験はありませんか?
日本語と英語は文の構造が大きく違うため、頭の中で完璧な文を組み立てようとすると、どうしても時間がかかってしまいます。
でも、大丈夫!
瞬発力を上げるための、とっておきの解決策を3つご紹介します。
※このような、英語学習記録を毎日投稿しています。ちなみにさっきはこんなことを書きました。
だんだん悪化してきた:get worse vs. deteriorate、どっちを使うのが正解?
あくまでも自分の視点。ちょっと万人に実用的ではないかもね… 笑
1. 「塊(かたまり)」で覚える
単語を一つずつバラバラに覚えるのではなく、ネイティブがよく使う「フレーズの塊」で覚えましょう。
例えば、
- I have to… (〜しなければならない)
- I’m looking for… (〜を探しています)
- What are you up to? (何してるの?)
これらの塊を覚えるだけで、動詞や目的語を入れ替えるだけで様々な文を作れるようになります。
覚えるという観点で言えば、例文はあればあるだけいいですね。なので、もうちょっと書き加えます。
1、自分の意見や状態を伝える
- I’m looking for… (〜を探しています)
- I’m looking for a gift for my sister. (妹へのプレゼントを探しています)
- I’m looking for a job in marketing. (マーケティングの仕事を探しています)
- I’m interested in… (〜に興味があります)
- I’m interested in learning about local culture. (地元の文化について学ぶことに興味があります)
- I’m interested in your proposal. (あなたの提案に興味があります)
- I’m trying to… (〜しようとしています)
- I’m trying to learn to play the guitar. (ギターを弾けるようになろうとしています)
- I’m trying to finish this report by tonight. (今夜までにこのレポートを終わらせようとしています)
2. 相手に尋ねる
- Do you know if…? (〜かどうか知っていますか?)
- Do you know if the store is open? (その店が開いているかどうか知っていますか?)
- Do you know if he’s coming to the party? (彼がパーティーに来るかどうか知っていますか?)
- What kind of…? (どんな種類の〜ですか?)
- What kind of movies do you like? (どんな種類の映画が好きですか?)
- What kind of food do you eat at home? (家ではどんな種類の食べ物を食べますか?)
3. 感想や返事をする
- It was so… (とても〜でした)
- It was so nice to see you again. (また会えてとても嬉しかった)
- It was so cold outside. (外はとても寒かった)
- I didn’t expect… (〜を予期していませんでした)
- I didn’t expect to see you here. (ここであなたに会うとは思いませんでした)
- I didn’t expect it to be so difficult. (それがこんなに難しいとは思いませんでした)
これらの短いフレーズをいくつか覚えておくだけで、単語を並べるよりもずっと自然に英語が話せるようになります。
さて、次にできることは…
2. 「決まり文句」をストックする
日常会話で頻繁に使う「決まり文句」をいくつかストックしておくと、いざというときに口からスッと出てきます。
- How’s it going? (調子はどう?)
- Sounds good! (いいね!)
- No worries. (気にしないで)
このような短いフレーズは、会話の潤滑油となり、スムーズなコミュニケーションを可能にします。
これもできるだけたくさんストックした方がいいですね。
1. 相手の意見に同意する・共感する
- You’ve got it.(了解です/その通りです)
- I’m a little busy now.(今ちょっと忙しいんだ)
- You’ve got it. I’ll ask you later.(了解です。また後で聞きます)
- I’m a little busy now.(今ちょっと忙しいんだ)
- Sounds good.(いいね/良さそうだね)
- How about we meet at 7?(7時に会うのはどう?)
- Sounds good.(いいね)
- How about we meet at 7?(7時に会うのはどう?)
- Exactly.(その通りだね)
- So you think it’s better to postpone it?(じゃあ、延期した方がいいってこと?)
- Exactly. That’s what I think.(その通り。それが私の考えです)
- So you think it’s better to postpone it?(じゃあ、延期した方がいいってこと?)
2. 返事やリアクション
- No worries.(大丈夫だよ/気にしないで)
- Sorry for being late.(遅れてごめん)
- No worries. I just got here too.(大丈夫だよ。私も今来たばかりだから)
- Sorry for being late.(遅れてごめん)
- My pleasure.(どういたしまして)
- Thank you so much for your help.(助けてくれて本当にありがとう)
- My pleasure.(どういたしまして)
- Thank you so much for your help.(助けてくれて本当にありがとう)
- You’re telling me.(本当にそうだよ)
- This project is a lot of work.(このプロジェクト、すごく大変だね)
- You’re telling me.(本当にそうだよ)
- This project is a lot of work.(このプロジェクト、すごく大変だね)
3. 会話の始めや終わり
- What’s up?(どうしたの?/元気?)
- Hey, what’s up?(やあ、元気?)
- Not much. Just chilling.(別に。ただのんびりしてるよ)
- Hey, what’s up?(やあ、元気?)
- I gotta go.(行かなくちゃ)
- It was great to see you, but I gotta go.(会えてよかったけど、もう行かなくちゃ)
これらのフレーズは、会話の流れをスムーズにし、より自然な英語に聞こえるようにしてくれます。頭の片隅に入れておくだけでも、いざという時に役立つはずです。
さて、本気でマスターしたいなら頭の中にストックしておくだけではダメ…
次のことが欠かせないですね。
3. 「独り言」で練習する
覚えたフレーズを実際に使う練習をしましょう。
シャドーイングも効果的ですが、もっと手軽にできるのが「独り言」です。
- 部屋の片付けをしながら “I have to clean my room.”
- 買いたいものを見ながら “I’m looking for a new bag.”
のように、自分の行動を英語で実況中継してみてください。声に出すことで、フレーズが脳と口に定着し、瞬発力が劇的に上がります。
これらの方法を少しずつ実践するだけで、英語が「考えるもの」から「自然に出てくるもの」に変わっていくのを実感できるはず。
こういうのもいかがでしょうか?
朝の支度中
家を出るまでの流れを、一つずつ英語で実況してみましょう。
- “I need to get up.” (起きなきゃ。)
- “I’m going to brush my teeth.” (歯を磨こう。)
- “What should I wear today? This shirt looks good.” (今日何を着ようかな?このシャツがいいな。)
- “I have to get my keys and wallet.” (鍵と財布を取らなくちゃ。)
料理中や家事中
料理や掃除は、手順が決まっているので、独り言の練習にぴったりです。
- “First, I’ll chop the vegetables.” (まず、野菜を切ろう。)
- “Now, I’m adding some salt.” (今、塩を足しているところ。)
- “I need to clean the kitchen sink.” (キッチンの流しを掃除しなきゃ。)
- “I’m doing the laundry.” (洗濯をしているところ。)
移動中や買い物中
外にいる時でも、心の中で独り言をしてみましょう。
- “The train is so crowded today.” (今日は電車がすごく混んでるな。)
- “I’m looking for a new book.” (新しい本を探しているんだ。)
- “I have to buy some milk.” (牛乳を買わなきゃ。)
- “Where should I go for lunch?” (ランチはどこに行こうかな?)
自分の気持ちを表現する
頭の中で考えていることを、そのまま英語にしてみるのも効果的です。
- “I’m so tired.” (すごく疲れた。)
- “I’m a little worried about the meeting.” (ミーティングが少し心配だな。)
- “That was a really funny movie.” (あの映画はすごく面白かったな。)
これらの独り言練習は、英語を話すことへの心理的なハードルを下げ、スムーズな発話を促します。
まずは、今あなたの周りで起きていることを、一つ英語にしてみることです。
できればやればやるほどいい。
では、記事全体をまとめます。
まとめ
まずは、塊を覚えるだけで、動詞や目的語を入れ替えるだけで様々な文を作れるようになります。
続いて、決まり文句をとにかくストックする。そうすると口からスッと…
最後に、声に出すことで、フレーズが脳と口に定着し、瞬発力が劇的に上がります。
この最後に、が一番大事。とにかく練習に練習に練習です。これは何事にも言えることです。
では、今日から、一つでも新しいフレーズを試してみましょう。
学習レポートは以上です。

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