「続ける」と聞いて、まず思い浮かぶのがcontinueかもしれません。
むしろ、英会話では、go on と覚えた方がいいかもしれない…
なぜなら、日常的な会話ではgo onやkeepの方が頻繁に使われるからです。
というような英語に関する気づきを毎日書いています。
さっきはこんなことを書きました。
「〜の進捗はどう?」を英語でスマートに聞く!覚えやすいフレーズ5選
では本題。
なぜ、continueよりgo onで覚えた方がいいのか…
1. go on – 誰かに「続けて!」と言うとき
go onは、誰かが話すのを止めたり、何かを中断したりしたときに「どうぞ、続けて」と促すときに使います。
- Go on, I’m listening. (続けて、聞いているよ。)
- Don’t stop now, go on! (ここで止めないで、続けて!)
また、go on V-ing(Vは動詞)の形で「~し続ける」という意味にもなります。
- He went on talking for hours. (彼は何時間も話し続けた。)
こんな例文もあります。
「go on」は、単に「何かを続ける」という一般的な意味で使われます。話し言葉で非常によく使われる表現なので、これを覚えておくと実用的なんですね。
- 例文: “I’m sorry for the interruption. Please go on.” (邪魔してすみません。どうぞ続けてください。)
- 例文: “We can’t go on like this.” (このままでは続けられない。)
2. keep – 良い状態を「キープする」
日本語でも「キープする」と言いますが、英語のkeepも同じニュアンスで使えます。**「ある状態や行動を努力して維持し続ける」**という気持ちを表現したいときにぴったりです。
- Keep up the good work! (その調子で頑張って!)
- Keep your eyes on the road. (道路から目を離さないで。)
また、keep V-ingの形で「~し続ける」という意味にもなります。go on V-ingと似ていますが、keep V-ingの方が「繰り返し続ける」というニュアンスが強いです。
- I kept practicing until I got it right. (うまくいくまで練習し続けた。)
3. continue – ちょっとフォーマルに「続ける」
continueは、go onやkeepよりも少しフォーマルな響きがあります。ビジネスの場面や書き言葉、公式なアナウンスなどで使われることが多いです。
- The meeting will continue after a short break. (会議は短い休憩の後、続行されます。)
- The company decided to continue the project. (会社はそのプロジェクトを継続することを決定した。)
なので、よくcontinue continues と言いますが、フォーマルでビジネス向きな表現であることを意識しておくと、適切な時に自然に言えるでしょう。
結局どれを使えばいい?
まとめると、こんなイメージで使い分けるのがおすすめです。
- go on: 日常会話で「続けて」と軽く言いたいとき。
- keep: 良い状態や努力を「維持し続ける」という気持ちを強調したいとき。
- continue: ビジネスや公式な場面で「継続する」と言いたいとき。
それぞれのフレーズを使いこなして、より自然な英語を話せるようになりましょう!


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