こんにちは!
今回は英会話で意外と盲点になりがちな**「重要」** という単語についてお話しします。
「重要」と聞くと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「important」ですよね。
もちろん、間違っていません。ただ、こればかり使っていると、ちょっと表現が単調になってしまうことも。
そこで、今日から使える**「matter」** の使い方をマスターして、英会話をワンランクアップさせましょう!
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「matter」は動詞で「重要である」
「matter」の最も便利な使い方の一つが、動詞として「重要である」という意味で使う方法です。
例えば、「それは重要だ」と言いたいとき。
- This is important. (形容詞)
- This matters. (動詞)
後者の「This matters.」は、よりシンプルで、ネイティブがよく使う自然な響きがあります。
例文を見てみましょう!
- “My opinion doesn’t matter to him.” (私の意見は彼には重要ではない。)
- “What matters is what we learn from our mistakes.” (重要なのは、私たちが失敗から何を学ぶかだ。)
「matter」は名詞で「問題」
「matter」は名詞として「問題」や「事柄」という意味でも使われます。これも日常会話で非常に役立つので、ぜひ覚えておきましょう。
- “It’s a serious matter.” (それは深刻な問題だ。)
- “a matter of life and death” (死活問題)
そして、ネイティブとの会話で頻繁に出てくるのが、以下の表現です。
“What’s the matter?”
これは直訳すると「その問題は何?」ですが、実際の意味は「どうしたの?」です。
- “You look sad. What’s the matter?” (悲しそうだね。どうしたの?)
この表現は、相手の様子がいつもと違うときに、心配している気持ちを伝えるのにぴったりです。
さらに、こんな時に使えるという例文のイメージを持っておくと、こんな時には使えるぞ、となり自然に口から出てくるようになります。
matterを動詞として使う例文
- 人や物事が重要である
- “It matters to me that you’re happy.” (あなたが幸せなことが私にとって重要です。)
- “What you said really matters.” (あなたが言ったことは本当に重要です。)
- ~をすることや、~という事実が重要である
- “It doesn’t matter who wins, as long as we had fun.” (楽しかったから、誰が勝つかは重要じゃない。)
- “It matters how you treat others.” (他人にどう接するかが重要だ。)
- 誰かにとって重要である
- “His opinion matters to me.” (彼の意見は私にとって重要だ。)
- “What a customer thinks matters to a company.” (顧客がどう思うかは企業にとって重要だ。)
ということで、記事全体をまとめます。
まとめ
いかがでしたか?
「important」ももちろん素晴らしい単語ですが、「matter」を使いこなせると、より自然で洗練された英会話になります。
- 動詞として:「〜は重要である」
- 名詞として:「問題」「事柄」
特に、シンプルに「This matters.」と言い切るだけで、英語の表現力がぐっと上がりますよ。
今日からぜひ、会話の中で「matter」を使ってみてくださいね!

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