スパワールドの**「顔」**とも言える入り口。 夢と期待を胸に、たくさんの人が通り過ぎるあの場所…。
実は、そのエントランスの石材の床は、人々の行き交う汚れで少し黒ずんでいたんです。
今回は、その長年の汚れを根こそぎ落とすポリッシャー洗浄の現場をレポートします!「ただ機械で磨くだけじゃない」プロの奥深い技術と、知られざる【あるコツ】を大公開します!
黒ずみとの格闘!まずは「準備」が9割だった
洗浄を始めるのは、人が少なくなる時間帯を見計らって。 メインのターゲットは、石材の床に染み付いた**「通行による汚れ」**。
この種の汚れ、正直、いきなりポリッシャーを回してもほとんど落ちないんです。
【プロのコツ①】汚れを「溶かす」時間を作る!
ここで登場するのが、私の発見した最大のコツ。
それが、**「アルカリ洗剤を塗ってしばらく放置する」**こと!
清掃のプロからすれば基本的なことですが、待っている時間がもったいないように感じて往々にしていきなりポリシャーを回してしまうんですよね… それが逆効果の元。
無理に回すからブラシの摩耗は早いは、何度も回さないといけないわで…
まるで汚れに**「しっかり効いてね」**と念を送るように、床全体に洗剤を塗布します。この待ち時間で、洗剤が汚れの成分とじっくり反応し、固着した汚れを浮き上がらせてくれるわけです。

待機も仕事のうち。というかその間にできることがあれば、どんどん進めていけば一石二鳥だけど、そっちに気が取られて塗った洗剤が乾いてしまうことがないように注意!
その間に微小なガムの除去など手作業でできることをするのが、より綺麗な仕上がりにするのに貢献しますね。
この**「漬け置き」**が、後の作業の効率を劇的にアップさせる鍵でした。
【プロのコツ②】ポリッシャーは「時計回り」で攻める!
洗剤が汚れを浮かせたところで、いよいよポリッシャーの出番です。
重厚な機械を慎重に操作しながら床を磨いていくのですが、ここで気づいたのが、**「本体を時計回りに回転させるように回す」**と、どうも汚れの落ちが良いということ。

時計回りと半時計周りと両方やってみましたが、実際には時計回りの方が汚れがよく落ちました。なぜだろう…
たった一つの操作の向きですが、このわずかな意識で、ゴシゴシと黒ずみが取れていく感覚!まさに職人技の醍醐味です。
現場は一瞬たりとも気が抜けない「緊張感」
ピカピカに磨くことに集中していても、ここは人の行き来がある場所。
常に気をつけなければならないのが、コードの取り回しでした。
お客様がつまずくことのないよう、コードの配置や動きを慎重に確認しつつ作業を進めます。
美観を守る仕事ですが、何よりも安全を守ることが大前提。
地味ですが、とても気を使う作業ですね。
以前に濡れたところを歩いた通行人がこけたことがあってえらいことになったので…
なので、人の誘導係が必要なんです。
仕上げは「回収」と「拭き上げ」でバッチリ!
ポリッシャーで汚れをしっかり落とした後は、汚水を回収します。
登場するのは、ウエットバキューム!
ウェットバキュームの吸いが悪い?ウェットスクイジーの接地が原因かも
床一面の真っ黒な汚水をゴゴゴッと吸い上げていく瞬間は、なんとも言えない達成感があります。
最後に残った水分をモップでサッと拭きあげれば、作業は完了!
黒ずみが消え、石材本来の明るい色と輝きを取り戻した床は、まさに生まれ変わったよう。なんだかんだと気苦労はありましたが、無事に作業を終え、スパワールドの「顔」をスッキリさせることができたことにホッとしました。

最初はもうちょっと薄黒かった…
嫌味なようにピカピカにしたというよりは自然な仕上がりがベストです。
今日のまとめ
清掃は、ただ力任せにやるのではなく、**洗剤に働かせる「放置時間」**や、**機械を最大限に活かす「操作のコツ」**といった、プロの知恵と工夫が詰まっているんです。
もしあなたの家の玄関タイルにもしつこい黒ずみがあったら、まずは洗剤を塗って少し待ってみる「置き時間」を試してみてはいかがでしょうか?
いや、待てませんか? 結局道具がすり減るわ、力が余分にいるわで損するだけですよ〜
スパワールドの入り口、次に訪れた際はぜひ「自然風味な床」にも注目してみてくださいね!
世界の温泉スパワールド(大阪市)のピロティをポリッシャーで洗浄しました
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