NumbersがExcelより使いにくいと感じる大きな要素の一つは、Excelの「入力規則」のような機能がない?ことかもしれません。
というか、「ない」と言うと言い過ぎで、設定→フォーマット→ポップアップという入力規則同様の機能があります。
しかし、ちょっと使いにくい… 特に同じポップアップを複数のセルにコピーしたい時です。
一つの方法は、Excelのようにドラッグして引っ張ることですが、1行ごとの縞模様のあるシートでは「複数セル選択」を使うと効率が上がることに気がつきました。
この記事ではそのことを書きたいと思います。
では、本題。
ご存知だと思いますが、一つのセルにポップアップを設定すると、こんな感じでExcelの入力規則のようになります。このファイルはタイムカードです。
【完成版】Numbersでタイムカード作成方法(分単位の時給+給与計算まで)
このセルには、空白か、1DK、2DK、3DKしか入力できないようになっています。そして、1回タップすれば、即入力できるので便利です。
でも、4DKという項目を新たに加えたいとしましょう。しかもこの列全部にセルに。ドラッグで引っ張れないので辛いところ…
では、代わりにどうするか?
まずは、4DKという新しい項目を加えます。
そうすると、このセルには「4DK」が加わりました!
この列全部のセルに「4DK」を加えたい場合はどうすればいいのでしょうか?
まず、この「1DK」のセルをコピーします。
それから、セルの複数選択をタップ。
このような画面になるので、選択したいセルをポンっとタップします。この図の場合はポンポン、ポンポンと一つずつタップしていきました。1行ごとに縞模様にしているので、赤矢印の全てを選択してしまうと、この列だけ縞模様が崩れてしまうので、やめておきます。
コピペしたい全部のセルをタップしたなら、下右の「終了」をタップするとペーストを選択できます。
すると、選択した全部のセルに「1DK」と表示されつつ、ポップアップに「4DK」が追加されました。
少し下の「1DK」のセルをタップすると「4DK」が追加されているのが分かります。
これで解決です!
さて、まとめに入ります。
Numbersでは、ポップアップのコピペやドラッグがやりにくいと感じるかもしれませんが、コツがありますね。
一つの方法は、そのポップアップのセルをコピーして、ペーストしたいセルからドラッグすることです。(この記事ではそれは取り上げませんでした)
1行ごとに縞模様のあるファイルは、セルの選択→複数選択をタップしてから、飛び飛びにポンポンとコピペしたいセルをタップしていけば、形を崩さずコピペできます。しかも、思ったより早いですね。
Numbersのポップアップ、つまり、入力規則の作成は、Excelと仕様が違いますし、情報量も少ないので、手こずる分野だと思います。
ですが、コツさえわかれば、NumbersもおおよそExcelと遜色のない使い勝手になっていくでしょう。
Excelと違ってNumbersは無料なので、iPadで使いこなせるようになりたいですね。
この記事で少しでも、お役に立てば幸いです。
では。
スポンサーリンク
コメント