掃除は終わった。でも、空気が読めない
清掃作業が終わったあと。
相手の表情を見て、こんなことを感じたことはありませんか?
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ちゃんと終わってるはずなのに、反応が薄い
-
「大丈夫です」と言われたけど、本音が分からない
-
英語でどう聞けば失礼じゃないのか迷う
多くの人は、ここでこう聞きます。
Are you happy?
間違いではありません。
でも実はこの一言、
清掃・サービスの現場では少しズレて聞こえることがあります。
そこで登場するのが、
👉 Satisfied
この単語を使えるようになると、
クレームの芽を、その場で摘めるようになります。
結論を先に|Happy と Satisfied は別物
まずは一言で整理しましょう。
-
Happy
→ 感情(気分・嬉しい) -
Satisfied
→ 評価(仕事の仕上がり)
つまり、
-
Happy:
「気分はいいですか?」 -
Satisfied:
「この仕事の出来に問題はありませんか?」
清掃・サービスの現場で確認したいのは、
感情ではなく、仕事の評価ですよね。
だから Satisfied が選ばれます。
Happy を使うと、なぜズレるのか?
たとえば、こう聞いたとします。
Are you happy with the cleaning?
意味は通じます。
でも相手は、心の中でこう思うかもしれません。
-
「気分の話?」
-
「今の感情を聞かれてる?」
-
「掃除の細かい部分の話じゃない?」
結果として、
本当は気になる点があっても言われない
ということが起きがちです。
Satisfied は「直してほしい点」を引き出せる
一方で、こう聞いたらどうでしょう。
Are you satisfied with the cleaning?
これは
「仕事として問題ありませんか?」
という、はっきりした問いです。
だから相手も、
-
「ここだけ、もう少し」
-
「全体はOKだけど、この部分が…」
と、
言語化しやすくなります。
Satisfied は、
クレームを増やす言葉ではなく、
クレームを未然に防ぐ言葉です。
現場で即使える Satisfied 鉄板フレーズ
まずはこの3つを覚えておけばOKです。
① Are you satisfied with the cleaning?
基本中の基本。
一番使いやすい確認フレーズ。
Are you satisfied with the cleaning?
(清掃内容にご満足いただけていますか?)
② Let me know if anything is not satisfactory.
「言いにくい」を先回りする、プロの一言。
Let me know if anything is not satisfactory.
(もし気になる点があれば教えてください。)
💡
not satisfactory を入れることで、
「遠慮しなくていいですよ」という空気を作れます。
③ Is there anything else we can take care of?
満足確認+追加対応のセット。
Is there anything else we can take care of?
(他に対応できることはありますか?)
Satisfied と組み合わせると、
非常に印象が良くなります。
Happy はいつ使う?正しい居場所
誤解しないでほしいのですが、
Happy がダメなわけではありません。
Happy が合うのは、こんな場面です。
-
雑談
-
お礼の返答
-
感情へのリアクション
例
I’m happy to help.
(お役に立てて嬉しいです。)
We’re happy you’re here.
(お越しいただいて嬉しいです。)
👉評価確認=Satisfied
感情表現=Happy
この役割分担が大切です。
よくある不安|Satisfied は堅すぎない?
安心してください。
Satisfied は丁寧で、失礼にならない表現です。
むしろ、
-
プロとして確認している
-
仕事に責任を持っている
という印象を与えます。
ホテル・オフィス・商業施設など、
プロの現場では標準語と言っていいレベルです。
「Thank you」で止まっていない? “Appreciate” が言えると、信頼が一段積み上がる
まとめ|満足を聞ける人は、信頼される
清掃やサービスの評価は、
「何も言われなかった」=OKではありません。
-
Happy は感情
-
Satisfied は評価
この違いを理解して、
Are you satisfied with the cleaning?
と聞けるようになるだけで、
あなたの英語は
クレームを防ぐ英語に変わります。
最後に、もう一度。
👉 満足を確認したいなら、Happy ではなく Satisfied。
これを覚えておくだけで、
現場での信頼感は確実に上がります。
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