mineo 2枚体制で、WiMAXのストレスから完全解放された話
以前、自宅のインターネット環境としてWiMAXを利用していた私は、『3日で10GB制限』という厳しすぎる壁に常に悩まされていました。
重要なWeb会議や動画視聴中に速度制限にかかり、夜間に1Mbpsの激遅通信になるあのストレスは、本当に限界でしたよね。
しかし、もう大丈夫です。結論から言います。
私はWiMAXを完全に解約し、現在はmineoの「パケット放題 Plus」を2枚契約するという独自の『2回線体制』に移行しました。
この思い切った決断のおかげで、通信費は大幅に下がり、自宅のネット環境は『固定回線レベルの安定感』に劇的に改善し、大満足しています。
本記事では、当時の私がなぜWiMAXに見切りをつけ、mineo 2枚体制という一見マニアックな運用に至ったのか、その具体的な運用方法、かかる費用、そして実際の速度と安定性の徹底レビューをお伝えします。
通信費を節約したい方、WiMAXの制限にうんざりしている方は必見です。私の成功体験が、あなたのネット環境の最適解を見つけるヒントになれば幸いです。
さよならWiMAX!乗り換えを決意した3つの不満点
私が最終的にWiMAXに見切りをつけ、mineo 2回線運用へと移行を決意した背景には、当時の「WiMAX 2+」プランが抱えていた、無視できない以下の3つの致命的なストレスがありました。
毎月襲い来る「3日で10GB制限」の恐怖
当時のWiMAX(旧プラン)の最大のネックは、やはり「直近3日間で10GBを超過すると、翌日の夜間(18時~翌2時)は速度が最大1Mbpsに制限される」というルールでした。
この10GBは、あっという間に到達してしまう容量です。
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MacBookやiPadのOSアップデート
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YouTubeやNetflixなどの高画質動画の視聴
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クラウドへの大容量ファイルのアップロード
これらの作業が少し重なると、制限は確実にかかります。特に夜間帯に重要なオンラインミーティングや動画鑑賞の予定がある日は、常にギガを気にする精神的なストレスが非常に大きかったのです。
1Mbpsの制限速度では「カクつき」が避けられない
「1Mbps」と聞くと、一見、ある程度のことはできそうに思えます。しかし、実際の利用シーンではその遅さが顕著でした。
特に、仕事で利用するWeb会議ツール(Zoomなど)では、画面が頻繁にカクつき、音声が途切れることが多発。参加者への迷惑を考えると、速度制限中は常に不安がつきまとい、まともに仕事に集中できませんでした。
オプション回線(au 4G LTE)の制限も厳しすぎた
WiMAXの電波が弱い場所では、「ハイスピードプラスエリアモード」というauの4G LTE回線を使うオプションがありましたが、これもまた制限が厳しすぎました。
当時、このモードを月に7GB使うと、その月の末日まで通信速度が128Kbpsにまで落ちてしまうというルールでした。
補助的に使いたいオプション回線が、かえって月末のネット環境全体を危険にさらしてしまうという「二重の制限」から逃れるため、根本的な回線契約の見直しが必要だと強く感じたのです。
(補足)現在のWiMAXは当時より改善されています
ちなみに、この乗り換えを決意した当時とは異なり、現在のWiMAX +5Gの最新プランでは、短期の容量制限は原則撤廃されています。
しかし、当時のように月額2,300円といった破格の安さではなくなっており、多くは4,000円台後半〜5,000円程度に値上がりしています。
私のmineo 2回線体制は、「安くてストレスフリー」というコスパを追求した結果として、今も優位だと判断しています。
【劇的改善】mineo 2枚体制の具体的な運用方法と費用
WiMAXの制限ストレスから解放されるため、私が編み出したのが、mineoの「パケット放題 Plus」をフル活用した2枚体制です。
体制の全体像:役割分担で安定化を実現
私が運用している「mineo 2枚体制」の役割分担は以下の通りです。
| 回線 | 利用するSIMのプラン・オプション | 主な利用目的 |
|---|---|---|
| 回線A (メイン) | シングルタイプ(データ通信のみ)+パケット放題 Plus | モバイルルーターに挿入し、PCやタブレットへのテザリング専用 |
| 回線B (サブ) | デュアルタイプ(音声通話+データ)+パケット放題 Plus | iPhone本体に挿入し、通話、SNS、外出時の利用 |
このように、データ通信専用のSIMを別に持つことで、iPhone本体(回線B)のバッテリー消費や通信量に気を遣うことなく、PCでの作業環境(回線A)を確保しています。
契約プランの内訳と驚きのコスト比較
| 項目 | 過去のWiMAX 2+(制限あり) | 現在のmineo 2枚体制(実質無制限) |
|---|---|---|
| 当時の月額費用 | 約2,300円(レンタル料金) | – |
| SIM A (テザリング用) | – | 1,265円(1GBプラン + パケット放題 Plus) |
| SIM B (スマホ本体用) | – | 1,738円(5GBデュアル + パケット放題 Plus) |
| 合計月額費用 | – | 3,003円 |
mineo 2枚体制は、容量のストレスはほぼゼロでありながら、現在の高額なWiMAXプランより安く、当時の料金と700円程度の差額で済んでいます。
この「安さ」と「容量制限フリー」の両立が、最大の成功ポイントです。
2枚体制の真価:速度と安定性に関する徹底レビュー
このmineo 2枚体制の肝となるのが、「パケット放題 Plus」オプションです。最大1.5Mbpsという速度をベースに、快適なネット環境を構築しました。
1.5Mbpsで何ができて、何ができないか?
WiMAX制限時の1Mbpsとは異なり、1.5Mbpsという速度が、私のインターネット利用を劇的に快適にしました。
| 利用シーン | 1.5Mbpsでの体感 | 備考 |
|---|---|---|
| YouTube(標準画質) | 快適に視聴可能 | 360pや480pであればほぼ途切れない |
| Web会議(Zoomなど) | 安定して利用可能 | 音声と画面共有なら問題なし |
| SNS・Web検索 | ストレスなく利用可能 | 画像の読み込みも比較的スムーズ |
| 大容量ファイルのDL/UL | 時間がかかる | 大規模な作業には高速通信の「節約OFF」が必要 |
安定性を実現する「2回線体制」の強み
2枚体制の最大のメリットは、「安定性の確保」と「トラブル時の保険」です。
片方の回線が一時的に不安定になったり、混雑したりしても、もう一方の回線に瞬時に切り替えられる「冗長性」が確保されます。
WiMAXのように、制限解除をただ待つしかなかった状況から完全に解放されました。
正直な実測値:混雑時の速度も公開
| 測定時間帯 | ダウンロード(下り)速度の傾向 | アップロード(上り)速度の傾向 |
|---|---|---|
| 平日昼(12:30頃) | 0.5Mbps~1Mbps程度で推移 | 比較的安定して1Mbps前後 |
| 夜間・休日 | 1.3Mbps〜1.5Mbps前後 | 1Mbps以上で安定 |
混雑するお昼休みは速度が低下しますが、mineo側の継続的なネットワーク増強により、以前に比べて速度低下の幅が緩和され、比較的利用しやすくなっています。
それ以外の時間帯は1.5Mbps付近をしっかり維持してくれます。
mineo 2回線運用を続けて大満足している理由(メリット・デメリット)
良かった点:WiMAXでは得られなかった3つのメリット
🟢 コストストレスからの完全解放
🟢 独自の冗長性(安定性)の確保
🟢 外出先でのテザリングの快適さ
注意点:導入前に知っておくべきデメリット
🔴 平日昼休み(12:00~13:00)の速度低下
🔴 2枚のSIMの管理と初期設定の手間
🔴 真の「爆速」は望めない(1.5Mbpsが基本)
まとめ:mineo 2回線運用はこんな人におすすめ
「さよならWiMAX!」を決意し、mineo 2回線体制に移行した私の体験談は、いかがでしたでしょうか。
この運用方法をおすすめできるのは次のような方です。
✅ WiMAXの容量制限にうんざりしている方
✅ 自宅の固定回線を解約し、通信費を大幅に節約したい方
✅ 1.5Mbpsの速度で「ほとんどの日常作業」が問題なくこなせる方
✅ ネットワークの混雑を別回線でカバーしたい方
私の場合、このmineo 2回線体制が、コストとパフォーマンスの最高のバランスを提供してくれました。
もう、通信容量のカウントに怯える必要はありません。
あなたのネット環境も、mineo 2枚体制で、より快適で自由なものに変わることを願っています。
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