はじめに
台風14号が日本列島に近づいてきた時、
「これまでになかった最大級の大きさの台風」
「2018年の台風21号より凄い」
などと報道されていたので、大阪府在住の自分もだいぶ警戒しました。
ところが大阪ではほとんど被害がありませんでした。
電車の運休の情報で仕事を急かされたり、LINEで警戒の呼びかけが何度もくるので用心に越したことはないのですが、心配しすぎて損したというのも正直なところです。
確かに九州では地滑りや浸水などの甚大な被害、停電などのライフラインに支障が出る被害が出ましたので、軽く考える問題ではありませんし早く元通りになることを願います。
台風って最初の上陸ではそこにはいられないほどの破壊力がありますが、だんだん勢力が衰えるものなんだなと実感しましたので、素人目線で思ったことを書いてみたいと思います。
因みにわたしは大阪府内在住で一人住まいです。
台風前日に熊本県に住む親とLINEで連絡
台風の大きさに関する報道が気になり、熊本県に住む親にLINEで様子を聞いてみました。
そこでは台風の前日に「避難指示」の警戒レベルになったので、親は福祉会館に避難しました。
家は戸建の木造で、海辺だったので台風には弱いです。
ところが、台風の暴風が落ち着いたころ家に戻り、何の被害もありませんでした。
近所の数軒に停電があったくらいです。
宮崎県の方が心配だと言っていましたが、大阪でも熊本県でも宮崎県について知ることができるニュースはほぼ同じです。
地滑りや浸水、家屋の被害や停電について報道されていました。甚大な被害です。
詳細はメディアをご覧いただければと思いますが、一刻も早く無事に復旧することを願います。
同じことが大阪でも起こるのかなという不安は少しありました。
とりあえず身内に被害がなくて良かったです。
大阪でも2018年の台風21号の被害を想定する
「勢力としては2018年の台風21号よりも凄い」と聞いていたので、かなり警戒しました。
その台風では大阪でも屋根が飛んだり、壁が崩れたりした被害が普通にありました。
わたしが通うオフィスビルの屋上にあった物置が風で吹っ飛び、フェンスを突き抜け隣家の屋根に激突したのです。
当時の写真で少しぼかしていますが…
もう数年前の出来事なので詳しく蒸し返すことはしませんが、幸いその家の方とは弁償などの交渉など円満に解決しました。
しかしパイプ椅子などの重量物が入っていたスチール倉庫だったので簡単には動かないものです。
それを吹っ飛ばす程の風の威力でした。
それと同程度なら絶対心配しますよね…
大阪でも台風に備えてお風呂に水を張り食料を買い足す
台風14号が大阪で月曜日の夕方に暴風域に入るとの報道でした。
その前の土曜日に食料を買い足しに出かけたのですが、売り切れの様子はありませでした。
九州の方では台風の情報が入るとすぐに食料品などは売り切れるらしいですね。
買い足しと言っても、8枚切りの食パン一つとブルーベリーのジャムと2リットルの水1本だけです。
停電になっても当座は既存の食料とそれで2日間はなんとかなると思います。
一人分の非常用の食料や水はいつでも確保しているからです。
水と合わせて合計400円も使っていないので、大した被害でなくてもまあ損はしないかという感じですが…
念のためお風呂に水を張り、ガラスにテープを貼って、ベランダのものは部屋の中に全部入れました。
友人と会話していると大阪では意外とそれほど心配していない印象を受けました。
どうしてかな?
大阪で夕方警報が出るその日の出勤
前日にその日は出勤するよう会社から連絡がありました。
夕方に台風来るのに冗談だろと思いつつ、車で迎えに行くからということで…
電車は運休になることがあるのでその配慮は感謝できます。
でも車があるからと言って帰りに何のリスクもないとは言えません。
なので早く帰宅したいところです。
その日の仕事はオフィスビルの館内清掃でした。
担当者から、どんなに遅くとも午後3時までに仕上げてほしいと言われました。
電車が運休になるからでしょう。
幸い、仕事の段取りやチームワークもよくてタイムリミットまでには十分終わりました。
そして夕方4時には帰宅できました。良かったです。
夕方から自宅で台風襲来に備える
自宅で天気予報に関するネットの情報を見ながら、ずっと外の様子を見ていました。
ところが、午後10時ごろになっても、雨も風もそれほど強くなりませんでした。
夜中に自分が寝てから雨が結構降りましたが、朝になっても被害はなにもない様子でした。
へっ? あれだけ台風21号以上の大きさと騒いでいたのに?
友人に聞いても誰にも被害はありませんでした。
買い足した食パンはその日の昼に2枚ずつ、ブルーベリーを挟んで4枚食べました。
残りは次の日に2枚、その次の日に2枚ずつ全部食べ切るつもりです。
このことから台風に関して今後の参考になりました。
台風って大陸を横断する間に勢力はだいぶ弱まるんだと。
2018年の台風21号の時はどんな進路なのか思い返してみました。
素人感想なので全部がそうとは言い切れないことをご承知おきください。
2018年台風21号の進路
2018年の台風21号の進路の写真を拝借しました。
これだと最初の段階で大阪にもぶつかります。
だから台風の勢力をそのまま受けたのかなと思います。
大阪でも北部よりも和歌山寄りの方が被害が大きかったように記憶しています。
それに比べて今回の2022年9月の台風14号は大阪にくるまでに、ゆっくりと九州を縦断し、その後本州を横断してますのでその間に勢力がだいぶ弱まったものと考えられます。
素人でもどれくらい陸地を通過したかで台風の勢力をある程度予測できる
台風は最初に到来した陸地では甚大な被害を与えます。
宮崎県や鹿児島がそうでした。
しかし、陸地を長く通過すると、勢いが弱まっていく傾向があります。
それを考えずに、つまり九州に到来する前の「台風21号より凄い」とかの報道を心配しすぎました。
ずっと天気予報のサイトを眺めては、今台風どこかなと考えていました。
すでに通過した地域の被害状況を調べましたが、思った程多くの情報は出てきませんでした。
もちろん考えられないことが起こることがあるので、用心に越したことはありません。
ただ今回は心配しすぎて時間を無駄にしてしまいました。
今後の教訓にしたいと思います。
終わりに
地震と違って台風はある程度予測ができます。
メディアの報道も参考になります。
どれほどの大きさの台風かは分かります。
次からは台風がどれほど陸地を通過して自分の地域に来るのかも考慮に入れて警戒を判断していきたいと思います。
台風14号に関しては、大阪では心配しすぎました。
そんなモヤモヤした素人感想を並べてみました。
繰り返しますが、被害が大きかった地域の早い復旧を願います。
これで終わりにしたいと思います。では。
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