🚀【5分で解決】Cocoonテーマが更新できない！PHPバージョンアップをレンタルサーバーで一発解消する手順

はじめに

あなたは今、WordPressのテーマ「Cocoon」を更新しようとして、「お使いのPHPが古いバージョンです。テーマを更新するにはPHPを更新してください」という警告に戸惑っていませんか？

複雑そうな専門用語が出てきて、「設定を間違えてブログが壊れたらどうしよう…」と不安になりますよね。私も同じ経験をしました。

結論から言うと、この問題は「レンタルサーバーの設定画面からPHPのバージョンを書き換えるだけ」で【5分もかからず】簡単に解決できます。

この記事では、Cocoonテーマを3年利用している私が、画像を交えて初心者でも迷わないよう、お名前コムを例にPHPバージョンを7.3から7.4に安全に変更し、警告を消すまでの手順を解説します。

設定変更は非常に簡単です。安心して読み進めてくださいね。

はじめに

1. なぜPHPのバージョンアップが必要なのか？（原因と不安の解消）
1. PHPが古いままだと起こる「3つのリスク」
2. 【作業前の準備】ブログが壊れないための確認事項
1. 🚨 確認1：データのバックアップ（念のため推奨）
2. ⚙️ 確認2：使用中のテーマ・プラグインの最新版へのアップデート
3. 【5分で完了】レンタルサーバーでPHPバージョンを変更する手順
4. 変更後の最終確認：Cocoonの警告が消えたかチェック！
1. 終わりに

1. なぜPHPのバージョンアップが必要なのか？（原因と不安の解消）

まず、「PHP」という専門用語に怯える必要はありません。

WordPressでブログを運営しているなら、PHPはあなたのブログを動かしている「縁の下の力持ち」のようなものです。

PHPが古いままだと起こる「3つのリスク」

PHPのバージョンが古い（例：7.3など）と、主に以下の問題が発生します。

⚠️ リスク1：テーマの更新ができない
- Cocoonのような人気テーマは、常に新しいPHPのバージョンに合わせて機能改善やセキュリティ対策を行っています。PHPが古いと、最新のCocoonに対応できず、そもそも更新を拒否されてしまいます。
🚨 リスク2：セキュリティの危険性が高まる
- 古いPHPには、ハッカーに狙われる可能性のある「脆弱性（セキュリティ上の弱点）」が残っていることがあります。バージョンアップは、この弱点を塞ぐ最も重要な対策の一つです。
⚙️ リスク3：ブログの動作が不安定になる
- 最新のPHPにすることで、ブログの表示速度が向上したり、動作の不具合が解消されたりするケースが多いです。安定したブログ運営には最新版が欠かせません。

このように、PHPのバージョンアップは決して面倒な作業ではなく、ブログを守り、快適に運用するための必須の作業だと理解してください。

2. 【作業前の準備】ブログが壊れないための確認事項

設定変更と聞くと「ブログが壊れないか」が一番心配ですよね。

安心してください。

今回行うサーバー側のPHPバージョン変更は非常にシンプルな作業であり、ブログが壊れる可能性は極めて低いです。

ただし、万が一に備え、以下の2点を確認しておくとより安心です。

🚨 確認1：データのバックアップ（念のため推奨）

多くのレンタルサーバーには、数クリックでブログ全体のデータ（ファイルとデータベース）をバックアップできる機能があります。

作業の前に：サーバーの管理画面で「バックアップ」機能を探し、念のため最新のデータを保存しておきましょう。
もしもの時も安心：万が一、問題が起きた場合でも、このデータがあればすぐに元通りに復元できます。

⚙️ 確認2：使用中のテーマ・プラグインの最新版へのアップデート

サーバー側のPHPを新しくする前に、WordPressダッシュボードでCocoonテーマ本体と使用中のすべてのプラグインを最新版にしておきましょう。

テーマやプラグインが古いままだと、新しいPHP環境で正しく動作しない原因になることがあります。先に最新版にしておくことで、トラブルを未然に防げます。

3. 【5分で完了】レンタルサーバーでPHPバージョンを変更する手順

それでは、いよいよ本題のバージョン変更手順です。WordPress側ではなく、ご自身が契約しているレンタルサーバー側の設定を変更します。

筆者はお名前コムを利用していますが、エックスサーバー、ロリポップなど、どのレンタルサーバーでも手順はほぼ同じです。

手順1：レンタルサーバーのコントロールパネルへログイン

まずは契約しているレンタルサーバーの公式サイトに行き、**「サーバー管理画面」や「コントロールパネル」**へログインします。

手順2：対象のドメインの「高度な設定」へ進む

ログイン後、現在ブログを運用しているドメイン（あなたのブログのアドレス）を選択します。

次に、設定項目の中から**「PHP設定」「バージョン変更」「高度な設定」**など、PHPに関する項目を探してクリックします。

手順3：「PHPバージョン変更」または同様の項目を選択する

画面を移動すると、現在のPHPバージョン（例：7.3）が表示されているはずです。

「PHPバージョン変更」ボタンやリンクをクリックして、変更画面へ進みます。

手順4：新しい推奨バージョンに変更し、保存

変更画面で、利用可能なPHPのバージョン一覧が表示されます。

古いバージョン（例：7.3）から、推奨されている新しいバージョン（例：7.4以上、または最新版）を選択します。
選択したら、「変更する」「設定を反映する」などのボタンをクリックして完了です。

ポイント： サーバー側で設定が反映されるまで、数分～10分程度の時間がかかる場合があります。焦らず待ちましょう。

4. 変更後の最終確認：Cocoonの警告が消えたかチェック！

サーバー側の設定変更が完了したら、WordPressのダッシュボードに戻りましょう。

WordPressの管理画面を開く。
Cocoon設定またはダッシュボードの更新情報を確認する。

✅ 古いPHPのバージョンに関する警告が、あっさりと消えていれば大成功です！

これでCocoonテーマの更新ができるようになり、ブログも最新かつ安全な状態で運用できます。お疲れ様でした！

終わりに

専門用語で難しく感じたかもしれませんが、結局のところ、問題はレンタルサーバーの管理画面からバージョンを1つ上げるだけで解決しました。

この経験は、今後のブログ運営で何かトラブルが起きたときも「まずはサーバー側の設定を確認してみよう」という大きな自信になるはずです。

ブログを安全・快適に運営するためにも、今回の簡単な設定変更を機に、定期的なメンテナンスを心がけていきましょう！