iPhoneでメールを使うとき、あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
- 複数の連絡先への「一斉送信」が面倒で手間がかかる
- 「送信日時を指定」したいけど、デフォルトアプリではできない
- iCloud以外のファイル(Google Driveなど)を添付したい
実は、これらの悩みはiPhoneの純正メールアプリとGmailアプリを「最強の組み合わせ」で連携させることで、すべて解決できます。
本記事では、様々なメールアプリを試した私が、最終的にたどり着いた「純正アプリが一番使いやすい理由」と、純正アプリの欠点をGmailで補う具体的なテクニックを解説します。
この方法を知れば、もう煩わしい設定や複数のアプリの切り替えに悩む必要はありません。手間をかけずに、最も効率よくiPhoneでメールを送る方法を身につけましょう。
💡 【iPhoneメール最強連携】純正アプリ+Gmailで「一斉送信」と「日時指定」の悩みを一発解決!
1. なぜ、他のアプリではなく「純正メールアプリ」が最強なのか?
評判の良いメールアプリは数多くありますが、結局、私がiPhoneの純正(デフォルト)メールアプリをメインに選ぶ最大の理由は、「一斉送信」の圧倒的な簡単さにあります。
一見、純正アプリは機能が少ないように感じますが、実は日常的なメール利用において、最もストレスなく使える仕組みが組み込まれているのです。
デフォルトアプリは「連絡先アプリ」を不要にする
iPhoneで一斉送信をしようとすると、「連絡先 contact」といった専用のアプリが必要だという情報を見かけることがあります。
しかし、結論から言うと、これらのアプリは不要です。
純正メールアプリには、便利な「グループ記憶機能」が備わっています。
- 自動グループ記憶機能:同じメンバー宛に何度かメールを送信すると、純正アプリがそのグループを記憶します。
- 一人の入力で候補表示:次回以降、そのグループ内の誰か一人のアドレスを宛先に入力するだけで、過去に同時送信した残りのメンバーもまとめて候補として表示されます。
この機能に気づけば、PCのGmailでラベルを使って送信するのと同レベルで、手軽に一斉送信の宛先を呼び出すことができるのです。
文字入力のしやすさも含めて、普段使いのメールアプリとしては純正が一番快適です。
2. 純正アプリの弱点と「最強連携」が必要な理由
純正メールアプリは使いやすい反面、ビジネスシーンや特定の用途では不便な「2つの大きな弱点」があります。
この弱点を補い、純正アプリを**「最強」にするのが、GoogleのGmailアプリ**との連携術です。
3. 【一発解決の核】複数の送信先を「コピペ」で連携させるテクニック
Gmailアプリの持つ高機能を使うには、まず「誰に送るか」という宛先情報が必要です。ここで、純正アプリの優れた機能を使います。
ステップ1:純正アプリで宛先を呼び出す
- 純正メールアプリで新規作成画面を開きます。
- 宛先欄に、過去にグループ送信したことのあるメンバーの一人(記憶させているメンバー)のアドレスを入力します。
- 候補として、グループ全体のアドレスが表示されるので、それを選択して宛先に入力します。
ステップ2:表示された宛先を一括でコピーする
- 入力された全てのアドレスが青いボックスとして表示されます。
- このアドレス部分をタップすると、まとめて**「コピー」**の選択肢が表示されます。
- この「コピー」を選択すれば、すべてのアドレスが一括でクリップボードに保存されます。
ポイント: Gmailアプリでは複数の宛先を一括でコピーすることはできませんが、純正アプリなら簡単にこれが可能です。このコピペ機能こそが、両アプリの良いところを活かす連携の基礎になります。
ステップ3:Gmailアプリにペーストして高機能を使う
- Gmailアプリを開き、新規作成画面を開きます。
- 宛先欄に、先ほどコピーしたすべてのアドレスをペーストします。
これで、面倒な宛先入力を一瞬で完了させ、以降はGmailアプリの持つ便利な機能を自由に使えるようになります。
4. 解決!Gmailアプリで可能になる高機能なメール送信
宛先をコピペできたら、いよいよ純正アプリではできなかった強力な機能を使っていきましょう。
解決①:送信日時を指定する(予約送信)
急ぎの連絡ではないが、相手の業務開始時間に合わせて送りたい、といった場合に非常に便利です。
- Gmailアプリのメール作成画面の右上に表示される**三点リーダー(…)**をタップします。
- メニューの中から「送信日時を指定」を選択します。
- 任意の日時を選んで送信を予約すれば、指定した時間にメールが自動で送られます。
解決②:iCloud以外の多様なファイルを添付する
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、iCloudに保存されていないファイルを添付したい場合も、Gmailアプリなら簡単に解決します。
- メール作成画面の下部にあるクリップのアイコン(添付ファイルボタン)をタップします。
- iCloudだけでなく、Googleドライブ内のファイルや過去にGmailで添付したファイルにもダイレクトにアクセスできます。
特にGoogleスプレッドシートは互換性が高く、他の人とファイルをやり取りする際に非常に便利です。作成したファイルをいちいちiCloudに移動させる手間がなくなり、メール作成が格段にスムーズになります。
5. まとめ:iPhoneメールは「純正アプリ」を軸に据えよう
一見、機能不足と思われがちなiPhoneのデフォルトメールアプリですが、一斉送信の際の「自動グループ記憶」と「複数宛先の一括コピペ」という、最高の効率化機能を持っています。
- 普段使いは、サクサク動作する純正メールアプリをメインに。
- 日時指定や複雑な添付が必要な時は、純正アプリで宛先をコピペし、Gmailアプリに機能を託す。
このシンプルな連携術こそが、iPhoneユーザーにとって最もストレスがなく、かつ高機能なメール環境を手に入れる「最強の答え」です。
ぜひ、今日からこの連携術を活用して、あなたのメール作業の効率を劇的に改善してください。
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