はじめに
MacBook Air2014年製にVirtualBoxを使ってLinux OSを無事インストールできました。
Ubuntuは動きが重かったので、LubuntuでZoomを試してみました。
ところが、どうやってもカメラに写っている自分の動きがカクカクです。
「CPUの使用率が高いため品質に影響が出ています」と表示されています。
これではお話になりません。
わたしとしては、LinuxでなんとかZoomを使いたいと思っています。
ですが今のところこの現象が改善されないため、MacBookでVirtualBox経由でLinuxを使う場合、Zoomの使用はあきらめた方がいいのかなと思いましたので、実情をお伝えします。
※因みに、文書作成、YouTube視聴、ネット閲覧は、下記の点を除けば問題なく使えています。
【Lubuntu】動画視聴30分ほどで音切れが起こる→無料OSの限界?
【MacでVirtualBox使用】UbuntuよりLubuntuが軽快だった
まず使用しているMacBook Airの状態とネット環境をお伝えします。
使用しているMacBook Airとネット環境
MacBook Airは2014年製でストレージ128GB、メモリ8GBです。
Lubuntuをインストールした時点で空き容量は20GBほどあります。
ネット環境は固定回線ではありません。
MVNOのmineoを使用しています。
固定回線ほど爆速ではありませんが、Zoomの用途には十分な速度が安定して出ています。
その証拠に同じMacBook Airの OS Big SurでZoomをすると問題なく使用できています。
なのになぜLubuntuでは動きがカクカクなの?
という話です。
話を進めていく前に、Mac OSでZoomが問題なくできているんだったら、Linuxなんか必要ないじゃないか、という声も聞こえてきそうなので、なぜLubuntuでZoomを試しているのか一言だけ添えておきます。
なぜわざわざMacBookにLinuxを導入したのか?
2023年1月時点で、Big Surは十分サクサク使えており不満はありません。
ですが、リリースされてから2年経過していて、いつサポートが切れるのか心配になってきました。
というのは、Mac OSのサポートが切れてもこのPCは使い続けたいと思っています。
2014年製のMacBook Airはこれ以上の OSのバージョンアップは無理なのでLinuxをインストールしました。
Lubuntu22.04は2025年4月までサポートがあるので、後2年も確実に延命できます。
その時までこのMacBookが使えたらいいかな、と思った次第です。
Big Surが2025年4月まで使えたら、Linuxをインストールする必要もありませんが、いつまでサポートがあるのか確信が持てないので…
さすがに、2025年に2014年製のPCは古すぎると思いますので、2年の間に次のPCを買う費用をなんとかしたいと思っています。
では本題に戻します。
VirtualBoxの設定を色々変更してみましたが、今のところうんともすんとも改善されません。
VirtualBoxのメモリ増量など色々変更してみたが…変わらず!
VirtualBoxで使用しているLubuntuの設定の変更をするためには電源OFFにします。
まずはマザーボードの項目を変更してみました。
メインメモリをあげたり下げたりしてみました。
チップセットもPIIX3か、ICH9を選べますがどちらもダメでした。
因みにそれらが何かということについては、検索すれば情報が出てきますのでそちらでお願いします。素人が知ったようなことは書けません…
続いてプロセッサーの箇所も変更してみました。
CPUの数、使用率、拡張機能の有効か無効かなど色々変更してみましたが変わりません。
その他、変更できるところは全て変更してみましたが何も変わらないので、CPUの使用率が高いと表示されていますが、別のところに動作がカクカクの原因があるとにらみました。
それはFaceTimeカメラがVirtualBoxでは正常に機能していないのでは?という点です。
※追記 次の見出しの内容は誤りです。よく考えたらFaceTimeカメラに写っている自分だけでなく、参加者の動きもカクカクだったからです。問題の原因はZoomアプリかCPUの使用率の高さの可能性が大になりました。
繰り返しますがMac OS Big SurでZoomをすると正常です。
FaceTimeカメラがVirtualBoxでは正常に機能していない?多分
MacBook Airの場合、VirtualBoxの拡張機能のプログラムをインストールするとFaceTimeカメラが使えるようになります。
その拡張機能のインストールは成功しました。
ですが、素人判断で断定できませんが、VirtualBoxではMacBook Airに常備されているFaceTimeカメラが正常に作動していないのではないかと思います。
理由は以下の通りです。
- Mac OSではFaceTimeカメラが正常に動作している
- Lubuntuで動画視聴は正常に動作しているので、極端にCPUの使用率が高いとは言えない
- ネット環境は固定回線ではないものの、Mac OSでもLubuntuでもZoom以外では問題なく動いている
なので、Mac OSをアンインストールしてLinuxをインストールしてもFaceTimeカメラが正常に動作しない可能性があります。
もちろん、この場合、VirtualBoxのことは関係ありません。
もしそうならMacBook AirにLinuxをインストールする意味が激減します。
※追記:FaceTimeカメラがカクカクで参加者の動きも自分ほどではありませんがカクカクでした。なのでZoomそのものか表示通りCPUの使用率の問題かもしれません。
MacBook AirにLinuxをインストールする価値が激減?
もしMacBook AirがMac OSでないとFaceTimeカメラが正常に動作しない仕様になっているのであれば、Linuxをインストール意味は激減します。
Zoomやビデオ会議ができないからです。
今時それではちょっと…
ただそれはやってみないと分かりません。
Mac OS Big Surが完全に使えなくなったらMac OSをアンインストールしてLinuxをインストールして試してみたいと思います。
成功すればMac OSにこだわっているわけではないので、PC購入費用を大いに節約することができます。
とはいえ、ダメだった時のことを考えてBig Surがサポートが効いているうちに、2020年製のMacBook Airを購入する費用を少しずつ貯めていきたいと思います。
2年持てば十分ですが…
ビデオ会議だけのためにPCを購入するのはもったいないので、LinuxはOffice作成、iPadでZoomをするという手も視野にいます。
では話の結論です。
終わりに
今のところ、MacBook AirでVirtualBoxでLinuxをインストールした場合、FaceTimeカメラが正常に動作しない状況です。
CPUの使用率が高いのが原因と表示されています。
VirtualBoxの設定を色々変更してみましたが、Zoomの動作はカクカクです。
今のところ原因は不明です。
MacBook AirにMac OSをアンインストールしてLinuxのZoomが正常に使えることを願います。
というかBig Surのサポートが切れた時検証してみます。
ということでそんな体験をつづりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では。
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