はじめに
先日からMacBook AirにLubuntuを導入してMac OSとデュアルOSで使用しています。
LubuntuでもYouTube視聴は使えなくはないですが、元々のMac OSに比べると見劣りすることを実感しました。
LinuxでもMac OSでも大差がないのであれば、Mac OSをやめてLinuxに移行しようかと思いましたが、今後もMac OSをメインで継続して使おうと思います。
この記事ではそんな自己体験をお話します。
WindowsやMac OSのサポート切れのPC延命のためにLinuxをインストールを試す方も少なくないかと思います。
Linuxは無料OSなので、WindowsやMac OSと比較するとそれなりの品質だと思っておいた方がいいです。実感としてそう思いました。
本題に入る前にLubuntuをインストールしたPCの環境を添えておきます。
LubuntuをインストールしたMacBook Airの環境
PCはMacBook Air2014年製でストレージ128GB、メモリ8GBです。
Mac OSはBig Surです。
LubuntuはVirtualBoxを経由してインストールしました。
【MacでVirtualBox使用】UbuntuよりLubuntuが軽快だった
空き容量はLubuntuインストールした時点で20GBくらいあります。
なのでかつかつの状態ではないかと思います。
Wi-Fiは固定回線ではなくMVNOで使っていますが、ネット回線自体に特に問題はありません。
速度が落ちる平日の12時台でも十分YouTube視聴はできています。
では本題です。
YouTube視聴→LinuxOSよりMac OSが優れている点
Windowsは使ったことがないので、Linux OSとMac OSの比較になります。
LinuxよりMac OSが優れていると思う点は下記の3つです。
- LinuxのYouTube画面は無駄スペースがある
- LinuxのYouTube視聴では一定時間経つと音切れがする
- LinuxのYouTube視聴では一定時間経つと省エネモードになり?画面が暗くなる
Mac OSのYouTube視聴ではこういったことはありません。
尚、ブラウザはどちらの OSもFirefoxを使っています。
YouTube視聴の際に広告が出ないようにできるからです。
uBlock Origin→YouTubeで本当に広告が消えた(Macユーザー体験)
では一つ一つ補足したいと思います。
LinuxのYouTube画面は無駄スペースがある
LubuntuのYouTube画面の一例を写真でご覧ください。
一見すると違和感がないように見えるかもしれません。
ですが、赤で示したように画面の両サイドに無駄なスペースがあります。
幸い、100%→110%→120%と表示大きさを変えれば、余白は小さくなりました。
ただし後で見ていただきますが、同じFirefoxでもMac OSではこんな無駄なスペースはないので…
比べるならMacOSの表示の方がきれいに見えます。
Mac OSのYouTube画面は無駄なスペースがない
一方でMac OSのFirefoxでYouTube視聴しました。
画面はこんな感じです。
画面の両サイドに無駄なスペースができるということはありません。
ついでにMac OSのドックも表示されません。
画面を最大表示しなくても、結構快適に視聴できます。
あえて画面を最大表示にしてみました。
テレビを見ているような感覚で視聴できます。
やっぱり本家の方が快適ですね…
さらにLinuxのYouTube視聴は一定時間が経過すると、音切れしたり、画面が消える現象が起こります。
LinuxのYouTube視聴は一定時間経つと音切れする
最初は、Linuxでもまあまあ違和感なくYouTube視聴できるなあと思っていました。
ところが、決まったように一定時間経つと音切れがして、画面だけ無音で動作する現象が起こります。
詳細は下記の記事をご覧ください。
【Lubuntu】動画視聴30分ほどで音切れが起こる→無料OSの限界?
こういうことが生じても、大した問題ではないかもしれません。
一旦YouTubeを停止して、少し巻き戻して再生すれば直るからです。
でもいちいちそうするのは快適性から言って微妙なストレスです。
さらには一定時間経つと画面が消える現象が起こります。
これもすぐ解決するので大した問題ではありませんが…
LinuxのYouTube視聴は一定時間経つと画面が消える
LubuntuでYouTube視聴すると、一定時間経つと画面が消えて音だけ鳴っているという現象が起こります。
先程とは逆で、PCの省エネモードが働いているからだと思います。
この場合、PCのパッドに指が触れるだけですぐに画面が表示されるようになります。
大きな問題ではないかもしれません。
VirtualBoxを使っているからかもしれませんが、視聴中に画面が消えるのはすぐに解決するとはいえ、違和感がありますね…
Mac OSの時にはなかった現象です。
この点はググると、iPadやAndroidでも設定が節電モードになっていると視聴中に画面が暗くなるらしいです。
だからと言って、節電モードをオフにするとバッテリーがすぐなくなるという別の問題が生じかねないので本当の解決策になるかのかどうか…というところです。
Mac OSのサポートが切れたらLinuxに移行しようと思ったが…
もともと、MacBook AirにLinuxをインストールしたのは、Mac OSのサポートが切れた時にLinuxを導入してPCを延命しようと思ったからです。
確かに文書作成がメインなど用途によってはLubuntuでも十分だと思います。
ところが印象としてはZoomのビデオ会議も今一つでした。
【MacでVirtualBoxを使用】あれ?Zoomの自分の動きがカクカク…実体験
これは自分のPCのスペックに主な原因があるのかもしれません。
その解決のためにPCを買い替えるのであれば、わたしの場合Linuxをインストールする意味もないですね…
Mac OSの方が快適だからです。
LinuxはあくまでもPC延命が目的なので…
後、Linuxは一つ一つの問題を解決するのに結構時間が取られます。
そのようなことが好きで許容できるなら、Linuxでサポート切れPCを延命させるのはありです。
それだったら、費用はかかってもPCを買い替えた方がコスパがいいような気がします。
数年後にPCを買い替える費用を計算しておくことは賢明です。
そんな実感です。
では話を締めくくります。
終わりに
Mac OSのサポート切れに備えてLinux OSを試しました。
YouTube視聴の快適性ではLinuxより本家が優れているというのが率直な感想です。
- 画面表示の無駄スペース
- 音切れ
- 画面が暗くなる
Linuxではこうした現象が生じるからです。
PCを動画視聴、ビデオ会議を中心に使用するなら、本家 OSの方が快適だと思います。
一方で動画視聴や、ビデオ会議はiPadでまかない、PCは文書作成程度しか使わないという方なら、LinuxでPC延命は経費削減の大きな方法になると思います。
iPadでどれほど動画視聴やZoom会議ができるか、あらためて検証してみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では。
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