はじめに
こんにちは。
この記事は2020年10月に書きました。
3年も経過すると、MVNOのサービスや品質や状況は大きく変わっています。
なので、あらためて書き直しました。(2023年3月)
まずは、自分が2016年に最初にスマホデビューした楽天モバイルを使ってみた印象からです。
2016年に契約した楽天モバイルは今一つ…
2016年にソフトバンクガラケーから楽天モバイルにかえましたが、結論から言いますと、楽天モバイルはおすすめできないなあと思ってしまいました。
因みにわたしはアンチ楽天ではなく、どっぷり楽天経済圏にいます。
おすすめしかねる理由は、その当時通信速度が遅かった上にスピードアプリ偽証行為が疑われたからです。
今では楽天もMNOになり、楽天UNーLIMITは、月額が比較的安く、高速回線がほぼ使い放題で話題を集めています。
しかしながらドコモなどのように設備が完成していないのも不安要素なので、まだ候補にも入れていません…
楽天モバイルからmineoに移転してみた
そういうわけで、楽天モバイルからmineoにMNPしました。
違約金1万円ほど支払いました。
それでも正解だと思っています。
それ以来mineoを使用していますが、今のところ他社に目移りはしていません。
その大きな理由は、使用したMVNOの中では通信速度が体感で安定していることです。
もちろん、平日のお昼が遅くなったり、そもそもMNOには勝てないのは前提での話です。
私はdocomoとauの二つの回線を契約していますが、電波がつながりにくいと思ったことはありません。
1.5Mbpsのパケット放題もちょっとした閲覧程度なら問題ない速度です。
パケット放題plusならiPhone1台で自宅ネット環境ができる!
加えて、mineo独特の「ゆずるね」の条件を満たせば、夜間23時から早朝7時までの時間、使い放題になるのも大きいです。
つい忘れがちな「ゆずるね」宣言を忘れないためにできること mineo
時間制限なしのかけ放題プランがほしいところですが、ついにmineoでもそのプランが登場しました。
今ではMVNOでも特に珍しいわけではありません…
でもそのプランがほしかったので、mineoにずっと留まっている理由になっています。
mineoで時間制限なしのかけ放題プランができた
時間制限なしのかけ放題プランの使用感は別記事で書いていますので、よかったらご覧ください。
月額は約1200円かかりますが、時間気にしないで電話をかけられるのはいいですね。
でも、ほとんど通話しない人には不要なオプションだろ!
そうかもね。
それはさて置き、話を進めます。
2016年にソフトバンクガラケーから幾つかのMVNOを体験しました。
楽天モバイル、OCNモバイル、mineo…
ここからは、時系列でそれぞれの体感などの感想を率直にお伝えします。
ソフトバンクのガラケーの使用感
まずガラケー時代から。
2016年以前は、ソフトバンクのガラケーで時間制限なしのかけ放題プランで使用し、
加えて、モバイルルーターを月の通信容量7G、機種は303ZTで契約しました。
月の支出
ガラケーは機種変更をしなかったので機種料金はかかっていません。
かけ放題プランは2700円の支払いでした。
モバイルルーターの月額が約4000円だったので、合計で6700円になります。
確かに通話料金は全く気にしなくていいのはメリットですが、ガラケーは古くてみすぼらしくなる一方です。
当時は月に2700円も通話するのか微妙でしたし、7Gしか使用できないモバイルルーターに4000円は高いと感じるようになりました。
今も本当に月に通話料1200円分も電話をかけているのか見直したら…
確かに1200円分もかけていない月もありますが、通話時間を気にせず電話できるのは、メンタル面で大きなメリットです。
ところでソフトバンクの品質は?
通話と通信の品質
ソフトバンクの通話の音質や電波の繋がりに関しては、全く問題ありませんでした。
前述した通り、ガラケーは年数が長くなれば、見た目が悲惨なほど汚らしくなります。
ガラケーはスマホと比べて文字入力がなんと面倒なことか!
画面表示も暗すぎ!
こうした点から、もう二度とガラケーに戻れないと感じました。
モバイルルーターは室内でも良好で、通信速度は問題ありませんでした。
ただ7Gは少なすぎ…
ソフトバンクから格安スマホにかえた理由
通話、通信品質は問題ないものの、月額費用を安くするためMVNOに引っ越ししました。
ソフトバンクでスマホを契約すると月額が高くなるからです。
それで楽天カードをつくったきっかけに楽天モバイルに変更しました。
機種はhonor6 plus という機種で白色でiPhoneに似ています。
ではここから楽天モバイルの使用感についてお伝えします。
やっとここからが本題と言えるかもしれませんが…長くなってスミマセン。
楽天モバイルの使用感
honor 6plus の良かったところ
楽天モバイルを月に3Gで契約し、機種はhonor6plus のストレージ32GBです。
ストレージは最低でも32GBはほしいところですね。
何も知らずに購入したのですが、そうしてよかったです。
半分の16GBだと少なすぎて支障が出ると思います。
honor6plusのデフォルトの着信音は心地よいものでした。
通話はdocomoの電波で、品質は問題ありませんでした。
でも、楽天モバイルの良くなかったところは通信速度の遅さです。
通信速度は遅すぎ
格安SIMの通信速度は平日の12時台は遅いと聞いていたので分かってはいましたが、それにしても遅いですね。体感で低速モード以下でした。
速度が混雑していない朝早い時間でも遅かったです。
ソフトバンクの時には一瞬でダウンロードできたPDF資料でも、楽天モバイルにかえてから、時間がかかるようになりました。
ところが…
速度計測アプリで計測するとソフトバンクの時よりスピードは出ています!
ここが疑わしいところです。
速度計測アプリ偽証行為の疑い
速度はでているのにおかしいなあ、と思ってしばらく使用し、格安SIMってソフトバンクよりこんなに遅いんだと思い込んでいました。
しばらく様子見てこんなのだったら元に戻そうとも思ったくらいです。
ある時、このようなネットの情報を散見するようなりました。
スピードアプリではそこそこ速度は出ているのに、ファイルなどのダウンロードに時間がかかっていて、専門的な方法で調べるとスピードアプリ偽証の疑いがある
断定はしませんが、実際にストレスなほど遅いのでそうだろうと思わざるを得なくなりました。
あらためてMVNOの他社を調べる
MVNOは全てがこうなのかなあ、と疑っていました。
しかしレビューや口コミを見て、評判の良いものをもう一度試してみようと思いました。
契約縛り期間のないdocomo SIMを条件に比較して、mineoを試してみることにしました。
ここからmineoの契約の始まりです。
mineoの使用感
楽天モバイルには違約金を払って別れを告げ、mineoに移りました。
通話に関しては問題ありませんが、通信品質に関しては平日12時台は遅いです。
と言っても、本当にストレスとなるくらい遅いのは12時15分から12時45分までの30分です。
それくらいの時間ならなんとかその時間に使うのを避けよう、と思うようになりました。
たいていの時間帯は平日12時台の時ほど遅く感じることはなく、ダウンロードもソフトバンクの時と同じように違和感なくダウンロードできました。
楽天モバイルとはここが随分違うと思いました。
たとえ平日の12時台の速度は遅いとしても、あらかじめ分かっていれば、他の方法で対処できます。
mineo 平日12時台の速度を10分ごとに測定 YouTube視聴は十分可能
いつ遅くなるか分からない不安定さがあると、ユーザーにとっては対処するのに困りますが、ソフトバンクのように爆速でないとしても、普通に安定していれば信用できます。
ということでmineoに決めました。
そして、OCNモバイルも試してみました。
mineoとOCNモバイルと比較
OCNモバイルは低速モードが好評だったので、契約して低速モードは200kbのmineoとOCNモバイルの250kbを比較してみましたが、表示速度の200kbpsと250kbpsの違いは体感では感じ取れませんでした。
数値はmineoの方が低いものの体感で安定している印象があり、アプリに関してもmineoの方が使いやすかったです。
高速パケットでも低速モードでも楽天モバイル、mineo、OCNモバイルの中では通信の体感表示速度はmineoが安定している印象でした。
なので、もう他社に目移りさせるのは時間の無駄なのでやめました。
終わりに
このような経緯でガラケーかスマホかという選択はスマホ1択で、MVNOはmineoに落ち着きました。
理由を一言で言えば、MVNOの中では通信速度が体感で安定しているからです。
夜間は無制限にパケットを使用できることや、時間制限なしのかけ放題プランができたもの大きいです。
現時点でMVNOの中では自分が使用しているmineoをオススメしますが、どこのMVNOが自分に合っているかはそれぞれだと思います。
参考になれば幸いです。
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