【ハウスクリーニング】作業効率アップ・時短のポイント2つを仕事経験から紹介

はじめに

 

この記事はハウスクリーニング作業効率アップのために自分の30年の仕事体験をもとに書いています。

 

エムケン
エムケン

部屋の大きさや汚れの程度に大きく左右されますが、作業者にとっては結構重労働ですよね。

 

できれば時間と労力かけずに早く仕上げたいです。

ところが下記の理由で仕事単価もどんどん安くなっています。

  • 掃除だから専門性が薄い
  • 誰でもできる

そういう背景があるので、

作業者として少しでも「手間をかけずに、はやく、美しく」終わらせるスキルを身につけたいところです。

 

この記事では、汚れの専門的な洗浄方法ではなく、

できるだけ無駄な時間や手間をかけずに仕事をすることにウエイトをおいています。

 

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ハウスクリーニング作業効率アップの2つのポイント

 

ハウスクリーニングを少しでもはやくきれいに仕上げるポイントは、下記の2つに絞り込めると実感しています。

 

  • 順序よく取り掛かること
  • 必要以上に道具や物を室内に持ち込まない

 

もちろん、油やカビ、石鹸カスなどのそれぞれの汚れを楽にはやく落とすスキルも作業時短のためには欠かせないでしょう。

 

しかしながら、どんなに汚れを落とすスキルが上がっても、作業の順序を間違えて二度手間になったり、必要以上に道具を持ち込みによる現場の散乱が、かえって時間をロスして作業が遅くなってしまうことを感じることがあります。

エムケン
エムケン

長年の経験者でも忘れがちな点ではないでしょうか?

 

それで、まず作業時短を心がける価値を簡単にお伝えします。

 

作業効率アップ・時短をいつも心がける価値

 

例えばですが、あなたは賃貸マンション空室のハウスクリーニングの作業を一人ですることがありますか?

エムケン
エムケン

依頼者に満足いくよう仕上げれば相応の対価をもらえるので、できるだけはやく作業を終わらせたいですよね。

 

順序と手順を工夫して仕事すれば、同じ汚れの状態でも作業時間のロスを防ぎ、少しでも早く仕事が終わらせることができます。

はやく仕事を終わらせたとしても、仕上がり状態がよくないとクレームになり、クレームが続くと相手の信用を失い、本末転倒です。

それで相手を満足させる仕上がりは前提で、自分が色々やってみてベターと思った手順とコツをお話しします。

 

効率アップのポイント① 順序よく取りかかる

 

まずは全体を仕上げるのにどのくらいかかるか時間を見積もる

 

ハウスクリーニングの作業時間は部屋の間取りや汚れの状態によって変わってくるため、最初に仕上げまでの作業時間を見積もりましょう。

例えば、キッチンがほとんど使われていない状態で、タバコのヤニのない2DK程度の部屋は、朝8:00から仕事を始めたとして14:00くらいに終わることがあります。

 

エムケン
エムケン

経験上、キッチンの油汚れの状態と部屋全体のヤニの状態は作業時間に大きく左右されます。

 

キッチンだけで、1時間かからない状態の時と3時間くらいかかる汚い状態の時があるからです。

タバコのヤニは、ガラス周りや全てのドアや備品にしっかりついているので、ヤニの有無は作業時間に大きく影響します。

 

だいたいの作業時間の目安として賃貸マンションの2DKなら

トータルで平均すると、朝8:00に始めたとしたら、速い時で15:30くらい、遅い時は18:30くらいでしょう。

できれば2DKなら1日で終わらせたいものです。

 

作業全体の時間を台所につながる扉の奥と手前の2分割で考える

 

間取りによって一概に言えないのですが、標準的な2DKの間取りの部屋という前提で話を進めます。

 

午前中はキッチンに通じる扉の奥の部分全てを終わらせる

 

午前中にキッチンやベランダを含めた扉から奥の部分が全てが終われば、半分終わったことになります。

この作業量の2分割のイメージは下の写真の扉から奥の部分全てを前半作業、それより手前全てを後半作業にするイメージです。

ここより奥をできるだけ午前中に終わらせたいところですね。

 

 

それにはこのような部分が含まれています。

まずベランダとガラスサッシ2カ所です。

 

 

キッチンを仕上げました。

ガスコンロがついていないので手間が省けました。

 

 

台所の部屋には備品類があります。

右に見えているのは台所に通じるドア、つまりこの記事で述べている作業前半と後半に分ける目安のドアです。

 

 

和室が隣にあります。

押入れ清掃とエアコンの拭き掃除と畳の掃除機がけです。

 

午後からは台所に通じる扉の手前の清掃

 

まずガラスを含む洋間を清掃します。

下の写真には見えませんが奥にはクローゼットがあります。

 

 

続いてお風呂場です。

 

お風呂場と洗面台と洗濯板は午前中の最初に充分カビキラーを噴霧して前処理をしてください。これを忘れると作業時間短縮は無理です。

 

商品はカビキラーでなくても別に大丈夫です。

ハウスクリーニング1軒で、カビキラーはだいぶ消費しますので、ある程度まとめて購入しておいた方がコスパが良いと思います。

続いて洗面台です。

 

 

そしてトイレ

 

 

そして最後に玄関です。

 

 

繰り返しますが、お風呂場、洗面台、洗濯パン、トイレなどは最初に漂白剤で汚れを落としておくことが時短になります。

ここまでたどり着いたら完成です。

 

効率アップのポイント② 必要以上に道具や物を室内に持ち込まない

 

ツールボックスが室内に置いてあると、汚れに気づきにくくなります。

さらには、床に置き跡がついたりして、清掃作業以上の余分の仕事をわざわざ作ってしまうことになるでしょう。

 

エムケン
エムケン

その跡が元に戻ればまだいいのですが…

 

余計な物の運搬やそれに伴って部屋を傷つけたりすると、仕事と心労が増えてしまいます。

 

経験を重ねるうちに、いつも使う道具や洗剤は絞られてくることに気づきます。

それを言い換えると、必要以上にたくさんの道具や洗剤を持ち込むと、かえって不効率になるということです。

必要な道具を絞り込んで室内に持ち込むことにより、部屋がすっきりして、作業時短につながっていくのです。(長年のプロでもこの点にはなかなか気づかない)

 

加えて、どんなに一生懸命仕事をしたとしても、思わぬところで相手先からクレームが出ることがあります。

もちろん誠意は尽くしますが、一生懸命仕事した後は過度に気にしないことも大切です。

 

どんなに一生懸命仕事してもクレームはつきもの

 

どんな仕事にせよ、仕事をする以上「クレーム」はつきものですから、過度に気にしないようにしましょう。

 

エムケン
エムケン

なぜなら必要以上に細かい汚れにこだわりすぎると、作業に時間がかかりすぎます。

 

ハウスクリーニングのクレーム?少しも不安に思う必要はない 体験談

 

ここまでは、主にハウスクリーニング作業時短のための段取りや手順についてお話ししました。

当然ながら汚れ落としのスキルも当然大切なので、いくつかお伝えします。

 

色々な場所の汚れ落としのコツ

 

仕事の実体験で気づいた汚れ落としのスキルに関しても別の記事に書いているので、いくつか紹介します。

例えば

・厄介なカビに関しては

風呂場や窓枠のカビ落としはカビキラーの使い方で決まる

 

・フローリングのボロボロのワックスの剥離に関しては

フローリンクのワックスを床材を傷めずきれいに剥がす方法

 

・床がピカピカだと他の部分に多少汚れがあっても、相手目線からして全体的に綺麗に見えます。おすすめのスポンジは、

エンボストライ 床の汚れをかなり落とせるスポンジ 

 

・シールは手荒にやれば剥がれますが、素材を傷つけないためにスプレーを選ぶ必要があります。

シトラスクリーナー 素材を傷めずシールを剥がせるスプレー

他にもたくさんありますが、例を挙げるのはこの辺りにしておきます。

 

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終わりに

 

1人でハウスクリーニングを早くきれいにするポイントは、まず順序よく取りかかることです。

あっち行ったり、こっち行ったり、という動作時間のロスをできるだけなくすことも、作業時短につながります。

 

エムケン
エムケン

順序よく取りかかること、無駄な物を持ち運んで作業の邪魔になっていないかを見直すことによってだいぶ時短になり、労力も減りました。

 

ハウスクリーニングを始めた方や、もう少し早く作業をしたいと考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

ではまた。

 

※別案ですが、部屋が広くてやりきれない、、、部屋の状態がひどすぎてどうしても時間がないと思った場合は地域の業者さんを見つけて交代してもらうというのも一つの手です。

こちらのサイトで料金や口コミを比較した上で依頼することができます。

ハウスクリーニングを料金と口コミで比較!- くらしのマーケット:https://curama.jp/house/

 

コメント

  1. はじめまして。
    くらしのマーケットというサイトを運営しております、みんなのマーケット株式会社の西村(にしむら)と申します。

    この度、エムケン ブログの「少しでもはやくきれいに仕事するコツ2選」(https://mken-benefit.com/?p=1064)を拝見し、弊社のサービスがお役に立てるのではないかと思いご連絡いたしました。

    自分ではなかなか掃除できない洗濯槽のカビや汚れを「くらしのマーケット」でプロに依頼してみるのもいかがでしょうか?

    記事の文末に

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    *部屋が広くてやりきれない、、、時間がないと思った場合は地域の業者さんを見つけて交換してもらうというのも一つの手です。
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    以上のような文章で掲載していただけないでしょうか。

    エムケン ブログの読者様にとってお悩みを解決できるのではないかと思っております。
    大変お忙しいかとは思いますがぜひ一度ご覧いただけないでしょうか。

    お目通しいただきありがとうございます。御検討いただけると幸いでございます。

    注:ご返信頂けます際は himawari@curama.jp に送信して頂きますようお願い致します。


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    西村 向日葵(Himawari Nishimura)
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    東京都渋谷区道玄坂1丁目10−5 渋谷プレイス10階
    050-3703-1556
    http://minma.jp

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    くらしのマーケット – https://curama.jp

    • M.KEN より:

      みんなのマーケット株式会社 西村様

      当サイトの記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
      3月11日に文章掲載の依頼をコメント欄から受け取りました。

      ご覧いただいた感謝を込めて依頼の文章を掲載しました。ご確認ください。

      少しでも読者様のお役に立てればと思っています。

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